明快で軽快なUI 『Nintendo Switch 本体機能』の制作事例


講演形式
レギュラーセッション
講演時間
08月22日(水) 11:20 〜 12:20
資料公開
予定なし
受講スキル

UI制作を経験したことがある方

UIをよりよくしていくことに興味があるデザイナー・サウンドデザイナー・プログラマー

得られる知見

製品のコンセプトからどのようにUIの方向性を決め、実現していったかを知れる

UIを明快で軽快にするために、デザイナー・サウンドデザイナー・プログラマーが取り組んだ事例を知れる

セッションの内容

本体機能とは、ゲーム機本体に、はじめから内蔵されているソフトウェアのことです。

例えば、ゲームを起動するHOMEメニュー、ゲーム機本体の設定、ゲームが共通でつかえるキーボードなどを指します。

私たちは『Nintendo Switch 本体機能』をつくるうえで、

・明快(ひと目でわかる、迷わない)

・軽快(動作が軽い、テンポがよい)

を満たすUIをめざしました。

このセッションでは、「明快で軽快なUI」をめざした背景と、

実現にむけたデザイナー・サウンドデザイナー・プログラマーの取り組みを、事例を交えて紹介します。

講演者プロフィール

小野 純和

任天堂株式会社

企画制作部

プログラマー

<講演者プロフィール>

本体機能の、UIの実装、フレームワークの実装、プロセス起動の高速化とプログラマーとして手広く担当しています。
『Nintendo Switch 本体機能』では、プログラムディレクターとして、プログラマー全体のとりまとめや、実装方針の決定などに関わりました。

<受講者へのメッセージ>

めざしたUIを実現するために行ったプログラマーの取り組みや職種間の協業の事例が、みなさんの開発の参考になれたら幸いです。
瀧口 貴悠

任天堂株式会社

企画制作部

UI/UXデザイナー

<講演者プロフィール>

本体機能を中心に、UI/UXデザインを担当しています。
『Nintendo Switch 本体機能』では、デザインの検討や実装から、仕様検討・ツール検討まで、デザインと接点のある部分に広く関わりました。

<受講者へのメッセージ>

本体機能のUIデザインは、ゲームのUIデザインとも共通の話題があると思っています。
紹介する事例がUIデザインをよくする手助けになれたら幸いです。
大西 壮登

任天堂株式会社

企画制作部

サウンドプログラマー

<講演者プロフィール>

本体機能やゲーム開発で、効果音制作やサウンドプログラムを担当しています。
『Nintendo Switch 本体機能』では、サウンド全体の検討や効果音制作・サウンドシステムの実装などに関わりました。

<受講者へのメッセージ>

UIにおけるサウンドについて、サウンドデザイナーだけでなくUI制作に関わる方に広く知っていただけたらと思っています。
UIのサウンドを制作する参考になれたら幸いです。