勉強会を開きたい ~大学や地方自治体から支援を受ける方法
講演形式
ショートセッション
講演時間
08月24日(金) 16:30 〜 16:55
資料公開
予定あり
受講スキル

勉強会や交流会などの開催に興味がある方、開催手法に関してヒントが欲しい方

得られる知見

小規模な勉強会や交流会を開催するにあたって、大学や地方自治体の支援を受けるにはどうしたら良いのか

セッションの内容

 CEDECは日本最大のゲーム技術者向けカンファレンスですが、もっと小さい勉強会や交流会を開きたいこともあるかと思います。

 一方で、「こんなゲストを呼んで話をしてもらえたらいいんじゃないか」「こんな会場が借りられたらいいのに」といったアイデアは浮かぶものの、いざそれを実現しようとすると予算的な問題に直面するということもまた、珍しくはないのではないでしょうか。なにせ日本は広く、遠方のゲストを呼ぶとなると、旅費と宿泊費だけでも個人で全額賄うには相応の覚悟が必要です。

 そんな「ちょっとした、でも叶えたい夢」を実現するために、何をどのように利用できるのか。

 本セッションでは、特に大学と地方自治体に焦点を絞って、「どのドアをノックすればいいのか」「何を用意すればいいのか」を、現場の方々が解説します。

講演者プロフィール

徳岡 正肇

有限会社アトリエサード

<講演者プロフィール>

大学在学中よりアナログゲームの制作・翻訳に携わる。ゲーム情報サイト「4Gamer」で海外ゲームのレビュー記事や、国内外のゲームイベントやカンファレンスの情報記事を担当。「コマンドマガジン日本版」(国際通信社)でもシミュレーションゲーム関連記事を連載。ゲームのみならず、カルチャームーブメントを紹介する季刊誌「TH叢書」で舞踏、演劇、映画、文学の紹介記事やレビューを執筆している。

<受講者へのメッセージ>

「できることから1つずつ」の精神、大事だと思います!
三上 浩司

東京工科大学

メディア学部

教授

<講演者プロフィール>

経歴:
1995年慶應義塾大学環境情報学部卒.日商岩井株式会社メディア事業部にて,オンラインゲームサービス「XBAND」をはじめ新規事業立ち上げに従事.1997年に株式会社エムケイにてプロデューサとして,3部作にわたるゲーム(未発表)の開発を担当.1998年にJCGLの創設者である金子満氏とともに東京工科大学片柳研究所に「クリエイティブ・ラボ」を設立.博士(政策・メディア,2008慶応義塾大学)
主な著書
「映像ミザンセーヌの黄金則 -ヒットする映画の作り方-」,「ディジタルアニメマニュアル2009」,「ディジタル映像表現」,「アニメ学」,「コンテンツクリエーション」,「CGとゲームの技術」ほか多数
過去のCEDEC講演
「デジタルアニメ制作の未来展望」,「[芸術科学会(Nicograph)×CEDECコラボセッション] 芸術と科学の融合とTechnical Artist」ともに2017,「Mindset(簡易脳波計)を活用したプレイ分析とレベルデザインへの応用の可能性」2012,「Global Game Jamへの誘い -48時間ゲーム開発プロジェクト参加報告-」2010,「産学連携による高等教育機関におけるゲーム人材の育成と先端研究」2007, 「ペラコン表彰式」2011,2012,2013,2014,2015,2016,2017ほか多数

<受講者へのメッセージ>

東京工科大学では,次世代の映像制作手法の研究開発とアニメーション制作のディジタル化支援を行ってきました.2004年より,他大学に先んじて4年制大学においてゲーム開発教育を開始.ゲーム開発教育やGlobal Game Jamなどを紹介することが多くあります.大学,大学院の学生とともにゲームのグラフィック表現やゲームデザインにかかわる研究も進めています.
おぎの稔

大田区議会議員

<講演者プロフィール>

1985年生まれ、群馬県出身。

子供の頃に同居している家族の自殺を経験、自身も持病を抱えて生きてきた事から、NPO法人で身体・精神障害の方の支援に取り組み、働きながら慶應義塾大学経済学部通信課程に進学。非正規雇用だけでなく、現在では違法となった日雇い派遣を経験するなど、社会問題になっている様々な労働環境の場を経験する。
クールジャパン・同人、著作権、ネット規制、表現の自由の問題に携わり、政治家や行政と折衝、東京都議会で12年ぶり(当時)の都知事提案条例の否決に関わる。議員秘書を経て、2015年の大田区議会議員選挙で初当選。大田区をコスプレ発祥の地と取り上げ、一部からは大田区のオタク議員と呼ばれる。

<受講者へのメッセージ>

政治、政治家とゲーム開発、コンピューター技術といった分野は遠いように感じる方も多いと思います。実際に私が議会に入っている中でも、そうした分野に興味を持つ方は珍しい方かもしれません。そんな遠い世界のように映る二つの世界の架け橋の一つになれればと思っています。当日、皆様とお会いできることを楽しみにしております。