プロジェクト管理に関する各手法・技法に関連する経験や知識
自身(自社)や他の参加者の挙げた課題に対する解決策やヒント
セッションの内容
プロダクション分野に関する、手法・技法にまつわる課題や解決事例などを共有するためのラウンドテーブルです。それぞれのテーマに基づいてラウンドテーブル開始前に課題を集め、それらをベースに議論を進行します。本年は、「いまどきのチームづくり」をテーマに、開発を良くするために、どのような組織作りをしていくのか、個人でできる取り組みは何かについて共有していきたいと思います。
[構成]
40分:ラウンドテーブル会場内を分割して、それぞれ独立したテーマを扱います。ファシリテーターがそれぞれ扱いたいテーマを掲げています。最も興味のある、そのファシリテーターのエリアに着席してもらいます。
20分:各エリアで議論された話題を共有します。テーマをまたいでの意見交換をこのタイミングで行い、別の角度からの知見を得ます。
[扱うテーマ]
■ 自己組織化
ティール組織の書籍も訳され、フラットな組織に関する関心が高まっています。参加者の方も、個人の働き方を重視した自己組織化されたチームの構築の具体的な方法をいろいろと試されているのではないでしょうか。自己組織化されたチームを作るには、心理的安全性が重要ですし、社内の評価を変えなくてはならないかもしれません。もしくは、手始めに小さくできることがあるかもしれません。どのようにすれば自己組織化を進められるのか議論しましょう。
■ 個人マネジメント
インディゲームが日本でも育ってきてしばらくたちます。また、VRも少しづつかもしれないですが増えてきていますし、建築や医療といったゲーム外の分野でも我々の技術が広がっています。これらの開発の特長は、1,2名といったスクラムが適応外な少人数の開発ということです。より形式にこだわらない管理の方が効果的ですし、個人にフォーカスしたプロセスが重要となります。大規模開発でも、全体のプロセスの方向性を変えることは難しいですが、各人の工夫でミスを減らし、効率を上げられているのではないでしょうか。「自分はこんなことしてます」というアイデアを持ち寄って開発をちょっと良くしましょう。
[全体進行]
ラウンドテーブルを効率的に進めるため、以下のレギュレーションを設定します。
1. 優先入場:課題を事前に登録して頂ける方は優先入場可能とします。セッション開始時間前に入室する事ができます。セッション会場内にテーマ別のホワイトボードを用意しますので、そちらに課題を書いていただきます。聴講のみ希望もしくはその都度発言の方は、セッション開始時間直前に入室可能となります。
2. 進行:提出して頂いた課題を基に、議論を進めます。
3. 課題・議事録の公開:提出して頂いた課題と議事録は後日CEDEC Digital Libraryに公開予定です。