簡易脳波計を用いた「脳波VRゲーム」、「脳波MRゲーム」、「脳波VRライブ」
講演形式
インタラクティブセッション
資料公開
予定あり
受講スキル
システムは、信号処理(FFTなど)、Android、Unity、Microsoft HoloLensのアプリケ
ーション開発などを統合したものです。それらの知識や経験が無くても受講できます。
得られる知見
(1)簡易脳波計で測定した脳波からβ/α比を計算する簡易BCIの原理、
従来手法との違い、できることとできないこと
(2)併用するデバイスやコンテンツを反映したβ/α比の性質
(3)脳波VRゲーム、脳波MRゲーム、脳波VRライブの体験による操作感
を共有いただきたいです。
セッションの内容
当研究室では、簡易脳波計を用いた「簡易・安価・実用的」なブレイン‐コンピュータ・
インターフェース(簡易BCI)を開発しております。簡易脳波計製品で額から測定した
脳波の原波形から、特徴量として集中や興奮により上昇するβ/α比を計算し、閾値処理
でコマンドを生成する簡易なものです。これまで、簡易BCIのエンターテイメント応用
を目指し、VRグラスや筋電ジェスチャーセンサと組み合わせた「脳波VRゲーム」、M
Rグラスと組み合わせた「脳波MRゲーム」、脳波でVRライブに参加をする「脳波VR
ライブ」などを開発して参りました。セッションでは、開発したシステムを体験して頂き
、簡易BCIの原理、従来手法との違い、できることとできないこと、研究で分かってき
た併用するデバイスやコンテンツを反映したβ/α比の性質を解説します。簡易脳波計や
簡易BCIを用いる利点や限界、可能性についてご議論をいただきたいです。