ネックレス型力触覚デバイスHapbeatを用いた、首への力触覚提示によるゲームの臨場感向上手法の提案
講演形式
インタラクティブセッション
資料公開
予定あり
受講スキル
触覚デバイス体験に興味をお持ちの方
得られる知見
ネックレス型力触覚デバイスHapbeatのゲームへの有用性
(VR)ゲームへの力触覚の活用手法
セッションの内容
我々はネックレス型力触覚デバイスHapbeatを活用し、手先でなく体への力触覚提示を行いゲーム内の事象を体感させることで、より臨場感のあるゲーム体験を提案する。
Hapbeatはモータと糸を利用した小型かつ高出力・高精細な力触覚提示を首~胸部にかけて広範囲に伝えることができ、従来の振動子内蔵コントローラーのような手先への力触覚提示に比べ、緊迫感や高揚感のある、より没入感のある体験を表現できる。また、首にかけるだけ使用できるので装着しやすく、製造も低コストで行えるため、家庭用ゲーム機の周辺機器としてや、イベントでの来場者への貸出といった活用法が期待される。
本セッションではHapbeatの様々な活用例を示すため、以下に示すような複数のデモコンテンツを用意する。()内に想定する力触覚提示を示す。
・VR内で一定時間歩きまわった後、攻撃を受けるデモゲーム(地面を蹴って歩く際に体が感じる衝撃、攻撃を受けた時の感覚)
・音楽ゲーム(ビート感の提示、ノーツを押したときの触感提示)
・ゲーム鑑賞:e-sports観戦やゲーム配信を想定(格闘ゲームやFPSなどでキャラが攻撃を受ける感覚など)