若手テクニカルアーティストの育成とその役割について話すラウンドテーブル
講演形式
ラウンドテーブル
講演時間
08月23日(木) 10:00 〜 11:00
資料公開
予定あり
受講スキル

TAを育てて行きたい、という考えの方

TAとしての業務経験のある方

TAを目指したい方

得られる知見

TAを育成する各社での取り組みの事例

TA育成のためのヒント

セッションの内容

本ラウンドテーブルは、昨年度の「若手テクニカルアーティスト(以下、TA)の業務効率改善への貢献、育成について話すラウンドテーブル」についての議論に続くものです。

TAとはベテランのアーティスト、プログラマが行う業種であるものというもの認識がありました。しかし、その需要からTA業務を行う若手を育成する動きが見受けられます。

そこで、各社で育てられた若手のTA複数名をラウンドテーブルへと参加していただき、どのような業務を割り当てる事がTAとしての知見を深め、育成に繋がるかをラウンドテーブルと言う形で突き詰め共有し、業界への貢献へとつなげていきたいと考えています。

本ラウンドテーブルは次の2つの議題を主に話し合う予定です。

 ◆若手TAの活用事例

  :若手としてTA業務を行う者たちは、どんな成果を上げることが出来るのか、

   どのような業務を割り振ることが成長につながるのか等について議論を行う

 ◆若手TAの育成に向けての活動

  :実体験をもとにした育成への工夫や、その成果。

   育成に着手したいがそれを実行できない会社などの理由やその対策などを議論する。

開場後、ラウンドテーブル開始までに、「若手TAの活用事例」について先行して議題を1、2個募集します。話したい話題がある人はぜひご意見ください!

講演者プロフィール

今野 達斗

株式会社ヘキサドライブ

開発部

テクニカルアーティスト

<講演者プロフィール>

株式会社ヘキサドライブに新卒でTAとして入社し、現在までなんとかTAやってこれています。担当分野はDCCツール用スクリプト、プラグイン、シェーダー等。
昨年度、想像以上に若手TAへの参加者各位の興味が強かったことを知り、今年も延長上の話題で応募させていただきました。今年は司会をやらせていただきます。

<受講者へのメッセージ>

多分、多くの方がどのように育成されているか興味があるであろう、大手各社の若手TAに集まっていただきましたよ~!(僕自身、とても興味があります!)
今年は司会という立場で情報を引き出し、議論を活発化させれるよう尽力していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
佐藤 嵐

株式会社スクウェア・エニックス

第2ビジネス・ディビジョン

プログラマー

<講演者プロフィール>

修士(理学)
2017年度 株式会社スクウェア・エニックス 新卒入社
映像作品において、DCCツールのプラグイン開発業務を担当。エフェクトのデザイン業務も担当しています。

<受講者へのメッセージ>

どのようにして理系大学出身の新卒社員をTAに育成するのか、育成された側の視点から皆様と意見交換できればと思っています。
今回のラウンドテーブルが、皆様のTA育成・活用のご参考になれば幸いです。
清水 宣寿

株式会社セガゲームス

オンラインコンテンツ事業部 開発サポート部

エンジニア

<講演者プロフィール>

2016年に東京電機大学大学院修士課程修了。
2016年に株式会社セガゲームスにプログラマーとして入社。開発のサポートをする部署に配属される。
2017年にはCEDEC2017「若手テクニカルアーティストの業務効率改善への貢献、育成について話すラウンドテーブル」に登壇する。
現在3年目、社内で使われている3DCGモデルビューアの開発等3DCG関連ツールのサポートや、
業務の自動化ツールの開発等でプロジェクトを支援する技術者として活躍できるように奮闘中。

<受講者へのメッセージ>

昨年「若手テクニカルアーティストの業務効率改善への貢献、育成について話すラウンドテーブル」に続いて、
今年も若手×TAのラウンドテーブルをやります。
TAに必要とされるスキルの育成方法や、若手TAの役割など「TAを育成するにはどうしたらよいのか?」について話し合ってみませんか?
皆様のご参加をお待ちしています。
竹谷 健

株式会社Cygames

デザイナー部

テクニカルアーティスト

<講演者プロフィール>

2015年に株式会社Cygamesに新卒入社。TAとして、ワークフローの効率化、アーティストとエンジニア間の連携をサポートしている。
現在は、モバイル/ハイエンドとわず、プロジェクトをまたがる社内共通基盤の整備を行っている。

<受講者へのメッセージ>

若手TAをどのように育成すればよいかについては各社とも頭を悩まさせていることだと思います。
みなさまとの意見交換を通して、有意義なラウンドテーブルにできればと思います。
田中 博和

株式会社カプコン

第二制作室

デザイナー

<講演者プロフィール>

経歴:
2016年に株式会社カプコンに背景デザイナーとして入社。タイトル内で背景に関する業務(モデリング、テクスチャ制作、コリジョン制作)等を行いつつ、DCCツール開発、シェーダ作成、最新ツールの検証といったTA業務も兼任している。よく使うDCCツール:Houdini, Substance Designer, ZBrush, よく使う言語: C/C++, Python。学生時代は情報工学を専攻しながらフリーで背景イラストを描く活動も行う。

<受講者へのメッセージ>

講演者として初めて本ラウンドテーブルに参加します。プログラミングスキルを活かしながらゲームの背景に関わる仕事がしたいと思い、TAを志望しました。背景デザイナーとして入社した後、いかにしてTA業務に関るに至ったのか、そして現在行っているTA業務を紹介します。また、3年の経験を通してて感じたTAの醍醐味やTAならではの悩みを皆さんと共有したいと思います。
中村 翔

株式会社スクウェア・エニックス

第5ビジネス・ディビジョン

テクニカルアーティスト

<講演者プロフィール>

株式会社スクウェア・エニックス 2017年入社の新卒2年目。『ファイナルファンタジーXIV』のTA業務に携わる。主にDCCツールのツール制作やデザイナーの環境整備を行っている。

<受講者へのメッセージ>

学生時代は美術大学のデザイン科でCGプログラミングを専攻し、新卒としてTAで入社しました。美術大学からTAを志した経緯も含め、入社後どのような形で業務を習熟していったのか、1年目の業務の中で何を学び、何を感じたのかを、「育成された側」の視点からお話しできればと思います。
TAという職種に求められる能力、TAの今後の立ち位置について、皆さんと意見交換できることを楽しみにしています!