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2003年8月27日
社団法人コンピュータエンターテインメント協会
広報資料 |
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国内のゲーム業界における最大規模の技術情報カンファレンス CEDEC2003
9月4日(木)・5日(金)2日間の開催で過去最大数の41セッション
後援:経済産業省 協賛:Microsoft Corporation、任天堂株式会社、NVIDIA Corporation
西欧と日本でのゲーム開発動向・環境の違いを知る絶好の機会
セッションタイトル 「East Meets West:西欧でのゲーム開発の動向とリソース」
先着100名様限定、無料ご招待
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| 9月4日(木)・5日(金)開催のCEDEC2003(主催:社団法人コンピュータエンターテインメント協会、略称:CESA、会長:辻本憲三、所在地:東京都港区西新橋)におきまして、ゲーム業界に携わるマーケッターやプランナーなど、ゲームプログラマーにかかわらず、より広い職種の方々に、西欧と日本でのゲーム開発動向・環境の違いを知って頂きたく、下記のセッションに限り、先着100名様限定で、無料ご招待とさせて頂きました。尚、学生も参加可能です。
タイトル: |
「East Meets West:西欧でのゲーム開発の動向とリソース」 |
講師: |
Alan Yu氏/ゲームディベロッパーカンファレンス(GDC)、ディレクタ
Mark DeLoura氏/Sony Computer Entertainment America, Inc.社(SCEA)、ディベロッパーリレーション部門マネージャ
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日程: |
2003年9月4日(木) 午後12:30〜14:00 |
会場: |
明治大学リバティタワー
〔会場案内図 http://cedec.cesa.or.jp/access.html
〕
セッション会場:地下1階 Rm1001 |
米国やカナダ、欧州のゲーム開発環境は驚異的な速さで成長を続けており、自社の開発したゲームのマーケティング・チャンスも数多く潜んでいます。西欧と日本でゲーム開発はどのように違うのでしょう?このセッションでは、進化しつつある開発ツールや、現在の開発技術とゲームプレイの動向、さらにはビジネス環境(ライセンス、製造品質、ジャンル)など、西欧でのゲーム開発について、いくつか重要な要素をご紹介します。
※セッション当日は報道関係者のご参加が可能です。
セッション詳細はこちらをご参照ください。
>> http://cedec.cesa.or.jp/session/session_regular3.html#62
※当セッションは報道関係者のご参加が可能です。
申込期限:2003年9月2日(火)※ご招待枠が満員になり次第締切とさせて頂きます。
無料参加申込:CEDEC2003公式ページからお申込み頂けます。アドレスは、http://cedec.cesa.or.jp/
CEDEC開催まで、あと10日となりました。本年度の受講数は当初目標の1,000名を超え、昨年と比較し、大幅増が見込まれます。この事からもまだまだ開発者にとって、情報ニーズの潜在需要は大きいものと思います。今後もCEDECを通して開発者一人ひとりを対象としたレベルの向上と業界全体の情報共有を促進し、日本のゲーム業界全体の競争力強化につながるカンファレンスの実施を目指したいと考えます。
<添付資料>
・セッション概要
・セッションに関するデベロッパーの声(昨年のCEDEC講師から) |
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>> CEDEC2003開催概要 <<
タイトル |
: |
CEDEC2003(CESAデベロッパーズカンファレンス2003) |
主 催 |
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社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA) |
後 援 |
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経済産業省 |
協 賛 |
: |
Microsoft Corporation、任天堂株式会社、NVIDIA Corporation |
会 期 |
: |
2003年9月4日(木)・5日(金) |
会 場 |
: |
明治大学リバティタワー(東京都千代田区神田駿河台1-1) |
受講者数 |
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目標 1,000人 |
受講対象 |
: |
プログラマー、ゲームデザイナー、サウンドクリエイター、ディレクター、プロデューサー、ネットワークエンジニア 他、ゲーム開発に携わる方全般
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受講料金 |
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レギュラーパス
(2日間共通) |
デイリーパス
(いずれか1日のみ有効) |
CESA会員 |
20,000円 |
10,000円 |
一 般 |
40,000円 |
20,000円 |
※料金はすべて税込みです。
※受講料お支払い後のチケット種別の変更はできません。
※学生はCESA会員料金が適用されます。 |
受講申込 |
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CEDEC2003公式サイトからお申込み頂きます。
ホームページアドレス http://cedec.cesa.or.jp/
※事前申込登録は終了しました
※空きのあるセッションについてのみ当日受付にて受講が可能です。
詳しくは下記にお問合わせください。
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問合せ先 |
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●取材のお申込みはじめ、広報に関するお問合せ
CEDEC広報窓口(ウェビーキャップス内) 担当:前田
TEL 03-5741-9700 10:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
FAX 03-5741-9711
E-mail cedecpr@cesa.or.jp
●一般お問合せ
CEDEC事務局
TEL 03-3591-1421 10:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
FAX 03-3591-1422
E-mail cedec@cesa.or.jp
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メディアパートナー: |
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BizTech |
日経BP社 |
CG WORLD |
株式会社ワークスコーポレーション |
C MAGAZINE |
ソフトバンク パブリッシング株式会社 |
Dengeki GAMES |
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株式会社毎日コミュニケーションズ |
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セッションタイトル
East Meets West:西欧でのゲーム開発の動向とリソースhttp://cedec.cesa.or.jp/session/session_regular3.html
■概要
米国やカナダ、欧州のゲーム開発環境は驚異的な速さで成長を続けており、自社の開発したゲームのマーケティング・チャンスも数多く潜んでいます。でも、西欧と日本でゲーム開発はどのように違うのでしょう? このセッションでは、進化しつつある開発ツールや、現在の開発技術とゲームプレイの動向、さらにビジネス環境(ライセンス、製造品質、ジャンル)など、西欧でのゲーム開発について、いくつか重要な要素をご紹介します。
西欧のゲーム開発者たちはさまざまなリソースが活用でき、たとえば、毎年開催されるGDC(ゲームディベロッパーカンファレンス)のような大規模なカンファレンスでは、数千人ものゲーム開発者たちが集まって、自分たちの開発テクニックやゲームへの情熱をわかち合っています。このセッションでは、まずGDCの簡単な歴史についてご紹介しましょう。GDCも、最初はゲーム開発者の自宅で開かれたささやかなミーティングでしたが、現在では、毎年10,000人ものゲーム開発者たちが集う大規模なカンファレンスに成長したのです。このGDCの代表者とアドバイザとして、西欧と日本でのゲーム開発のさまざまな違いを皆さんにご紹介したいと思います。西欧での最新のゲーム開発動向と多種多彩なリソースを理解して、すべてのプレイヤーのために自社のゲームの改良に役立ててください。
■講師プロフィール
・Alan Yu氏
ゲームディベロッパーカンファレンス(GDC)、ディレクタ
現在、GDCのディレクタとして、GDCとゲームネットワークのコミュニティ・リレーションを担当。以前はプログラム・ディレクタとして、GDCとGAMEXecutiveの2つのカンファレンスで、カンファレンス・プログラムの企画や講演者への出演交渉を行なっていた。GDCとゲーム業界のアドバイザたちとを結ぶ接点を担い、またゲーム開発者たちとゲーム販売コミュニティとの提携維持にも努めている。ニューヨーク州サラローレンス・カレッジ卒業、現在28歳。
・Mark DeLoura氏
Sony Computer Entertainment America, Inc.社(SCEA)、
ディベロッパーリレーション部門マネージャ
現在、SCEAのディベロッパーリレーション部門のマネージャとして、SONYのビデオゲーム・プラットフォームを利用したゲーム開発者たちとのコミュニケーションと教育を担当。SCEAに入社する以前は、発行部数約90,000部を誇るゲーム業界の月刊専門誌『Game
Developer』の編集長を務めていた。また、有名なゲーム技術解説書籍『Game Programming Gems』シリーズも手掛けた。同書は、新進のゲーム開発者だけでなく、ベテラン開発者たちにも役立つよう配慮されており、ゲーム業界の専門家たちからの評価が非常に高い。
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セッションに関するデベロッパーの声(昨年のCEDEC講師から) |
◎マイクロソフト株式会社 製品マーケティング本部
Directx Technical Evangelist 川西 裕幸 氏
私がお勧めしたいのは、CEDEC 以外ではなかなか聞けない・見られないセッションです。
Mark DeLaura は「Game Programming Gems 1-2」の編集者です。それ以前はNintendo
Americaで開発者支援に従事し、現在はSony Computer Entertainment America (SCEA)
の Developer Relation Managerを勤めています。彼の先見の明なくしては、Game Programming
Gems のような本は出なかったでしょう。
私は GDC (Game Developer Conference) にここ数年続けて参加していますが、彼が就任してからの
SCEA は、積極的に開発者コミュニティに参加しようとしているという印象を受けています。実は先日 SIGGRAPH 2003
で彼と偶然会い、少し話をしましたが、彼も CEDEC での講演を非常に期待しており、日本のゲーム開発者の方々と話せるのを楽しみにしていました。ぜひ参加して彼を質問攻めにしてあげてください。USでのゲーム開発における、コミュニティ・情報共有・先端テクノロジ、そして彼の実現したい
(ちょっと過激な) 夢などについて示唆のある話が聞けるものと期待しています。
◎六百デザイン プロデューサー 鶴見 六百 氏
私がお薦めするセッションは、「East Meets West:西欧でのゲーム開発の動向とリソース」です。講師のAlan
Yu氏は、云わずと知れたGame Developers Conference(GDC)のディレクター。そしてMark DeLoura氏は、米国任天堂のディベロッパー・サポートから、米欧の制作会社では必ず読まれているゲーム開発専門情報誌「Game
Developer」の元編集長を経て、現在はNo.1プラットフォームPS2のディベロッパーリレーション担当マネージャー。両氏ともに、英語圏のゲーム開発者コミュニティでは知らぬ者のないキーマンであり、また現職も様々な開発現場の人間と触れ合う機会が最も多いポジションです。「開発」という視点から観た英語圏のゲーム業界を俯瞰して語る上で、これほど適した人間はいないと断言できます。しかもその守備範囲は、開発ケーススタディから、技術トレンド、人材動向まで、極めて広範囲です。
さてここ数年、日本のソフト市場は、出荷額・参加人口ともに減少傾向を続けており、また、いわゆる「大ヒットタイトル」の本数も減少しています。その一因として、ゲームユーザーの年齢が上へシフトしていった事による「可処分時間の減少に比例したゲーム消費の減少」「コンピュータ娯楽による新奇性の(相対的な)低減」および「嗜好の先鋭細分化による分散」等が云われていますが、実はこれ、米欧でも同様の傾向がある訳です。なのに米欧の市場は縮小していない。これは何故なんでしょう? 『Grand
Theft Auto』と「FPS」が支えている? ——それも一面の真実でしょう。ただ、それを「文化の違い」と悲観的に片づけるのではなく、その奥にあるエッセンスを吸収する事こそが、今の日本でのゲーム開発に求められている事ではないでしょうか。そう、ある時期の米欧ディベロッパーが、『マリオ』『スト2』をはじめとした日本製ゲームから、様々なエッセンスを吸収したように。
実際、私自身も、海外のディベロッパーとの共同作業を通じて「違い」を感じる事が多々あります。文化の違いは当然ですが、それ以外にも、開発にまつわる事で「見習うべき違い」も多いと考えます。そうした情報を吸収する為にも、「西欧でのゲーム開発の動向とリソース」を聴講する事は役立つのではないでしょうか。もちろん、海外製のソフト群と競わなければならない海外向け(ワールドワイド向け)タイトルの開発者の方も、きっと何かを掴む事が出来るでしょう。
以上
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