ショートセッション
コンボリューションリバーブにおける動的な残響制御
講演形式
ショートセッション
講演時間
08月25日(木) 16:10
〜 16:35
講演ルーム
第3会場
受講スキル
ゲーム向けのサウンドエフェクトの開発プログラマ
コンボリューションリバーブに興味がある方
得られる知見
従来方式のリバーブとコンボリューションリバーブの概要。
ゲームのためのリアルタイムリバーブエフェクトの実装例。
セッションの内容
・ゲームのリバーブは、仮想空間に合わせてパラメーターを操作することで動的な残響を表現する。
・コンボリューションリバーブはリアルな残響が表現できるが、計算コストが高く、柔軟な表現の変化が難しい。
・コンボリューションリバーブでも従来方式のように、パラメーターによって生成される残響を制御できないかと考えた。
・コンボリューションリバーブは一定サイズのブロック単位で畳み込みを行う。そこで、リアルタイムで畳み込むIRブロックを書き換えられることに着目した。
・パラメトリックで制御するリバーブ成分として、プリディレイ・ハイシェルフフィルター・音色の3つを選択し、IRブロックの操作によってそれぞれを実現した。
・これにより一つのコンボリューションリバーブで複数の空間の表現が可能になり、計算コストも抑えられると考えられる。