一人ひとりが主体的にゲーム制作に参加するためのマネジメントについて - 組織の”強み/優位性”を分析したことで分かった大切なこと
マネージャーやプロデューサー、ディレクターなどチームを運営している方
メンバーが自分で考えて行動してくれない、指示待ちが多いなどで悩んでいる方
チームの成長に悩んでいる方
・”強み/優位性”の分析からプロジェクト化までの過程をトレースすることによる自社への応用
・「内発的動機付け」についての理解とチームマネジメントへの応用
スマートフォンゲーム開発運営会社NHN PlayArtには現在3つのスタジオがあり、それぞれでゲーム開発・運営を行っています。2022年1月より3つのスタジオの”強み/優位性”を分析し、これまで暗黙知化していた部分を形式知化・言語化を行うプロジェクトを開始しています。その目的は”より強い組織にするための指針の探索”です。
”強み/優位性”の分析の結果、重要な要素として、一人一人が主体的にゲーム制作に参加するための仕組みが自然発生的にできていることが分かりました。別の言葉を使えば「内発的動機付け」がうまく機能している状態でした。
内発的動機とは、こんな世界観のゲームをつくりたい、こんな体験をユーザーにしてもらいたい。など個人の内面から湧き上がる動機付け(モチベーション)です。報酬や昇進などの外発的動機に関係なく、自分自身から発生するもので、内発的動機が高くなれば、ゲーム制作を”自分ごと化”し、責任感も行動も変わってきます。
本セッションでは「内発的動機付け」について、試行錯誤の段階で進化の途中ではありますが、弊社の施策・事例を交えて話をさせていただきます。
「Change the Games」我々自らの手で、ゲームを、世界というゲームを変えていこう。内発的動機付けは大きな力になると信じています。