レギュラーセッション

ツール保守コスト大幅削減!テクニカルアーティストによるツールログサービスの開発と運用事例

講演形式
レギュラーセッション
講演時間
08月24日(水) 11:20 〜 12:20
講演ルーム
第5会場
受講スキル

・ツールの利用状況を把握して、効率的に保守をしたい方

・ツールを作成しているテクニカルアーティストやエンジニア

・AWSのサービスや、「AWS OpenSearch」に興味がある方

得られる知見

・ログ収集の仕組みとログ解析による保守コスト削減のノウハウ

・ツールログサービスの構築の概要と具体的な活用例

・AWSのサービスや、「AWS OpenSearch」の概要の把握

セッションの内容

昨今のゲーム開発規模の拡大により、テクニカルアーティストの内製ツール数が増加し、保守コストも飛躍的に増えています。ツールの保守コストを下げるためには、まずツールの利用状況を適切に把握して、効率的に整理する必要があります。そこで私たちはAWS上のサービスを用いて、ツール利用時に自動的に送信されたログを解析してWeb上で利用状況がわかる「ツールログサービス」という内製サービスを構築することで、大幅な保守コスト削減を実現しました。本セッションでは、このサービスの概要と約1年半の運用実績で得られた改善例の紹介に加えて、サービス構築のための技術的なノウハウを解説します。

山城 拓巳

株式会社Cygames

テクニカルアーティストチーム

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<講演者プロフィール>

モバイルゲーム開発会社での3Dアーティスト経験を経て、2020年テクニカルアーティストとして株式会社Cygamesに合流。
アーティスト向けのDCCツールやゲームエンジン向けのツール開発に加え、AWSを利用したJira、ShotGrid向けのパイプラインツール開発等を行っている。

<受講者へのメッセージ>

ゲーム開発規模の拡大に伴い、テクニカルアーティストのツール数も増加し、保守コストも飛躍的に増えています。
ツールの保守コストを下げるためには、利用頻度の分析が重要と考えており、今回の講演では、そのために開発した内製サービスや技術的なTIPSをご紹介します。
少しでも改善方法の参考になれば幸いです。
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共同研究・開発者

岸川 貴紀(Takanori Kishikawa) 株式会社Cygames