レギュラーセッション

スポーツ中継における映像解析技術

講演形式
レギュラーセッション
講演時間
08月23日(火) 17:30 〜 18:30
講演ルーム
第5会場
受講スキル

特になし

得られる知見

機械学習を用いたスポーツ映像の解析手法、およびCGによる解析結果の可視化

セッションの内容

機械学習を用いてスポーツ映像を解析することで,新たな映像表現を生み出すことができる.例えば,映像中から選手やボールなどのオブジェクトを検出・追跡することで,通常のカメラ映像では伝えきれないオブジェクトの「動き」を可視化できる.NHK放送技術研究所では,従来からこのオブジェクト追跡技術の研究を進めており,野球やカーリング,フェンシング中継などに応用してきた.本発表では,これらのシステムを紹介するとともに,触覚提示への応用など,新たな取り組みを紹介する.

高橋 正樹

NHK放送技術研究所

スマートプロダクション研究部

チーフ・リード

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<講演者プロフィール>

1999年 慶応義塾大学大学院管理工学研究科修士課程修了.
同年 NHK入局.山形放送局を経て,2002年より放送技術研究所で映像解析技術の研究に従事.
2013年,総合研究大学院大学複合化学研究科博士課程修了.博士(情報学).

<受講者へのメッセージ>

近年のスポーツ中継では、ボールの移動軌跡や選手の位置情報など、映像解析技術を用いて様々な情報を伝えています。講演では、スポーツ映像解析の歴史や技術内容を、実例を交えて解説します。スポーツ中継でのリアルタイム映像解析技術が、ゲーム制作のご参考になれば幸いです。
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