リモートでも信頼関係を築くコツ! ~新入社員教育から学ぶ、成長を促すコミュニケーション環境の作り方
・新入社員の育成に関心のある方、他社の新人研修カリキュラムに興味のある方
・リモートでのコミュニケーション、人間関係をより良くしたい方
・プロジェクトのチームビルドに関わる方
・講義がリモートになり、コミュニケーションに課題を感じている教育機関の方や学生さん
など、興味のある方は誰でもお気軽にご参加下さい!
・リモートワークでコミュニケーションを活性化させるコツ
・フルリモートで1本ゲームを完成させる新人研修カリキュラム
・フルリモートでチームビルディングを行うコツ
バンダイナムコスタジオでは、約半年間(基礎研修3ヶ月、ゲーム制作研修3ヶ月)かけて新人研修を行い、新入社員を育成しています。
コロナ禍を受けリモートワークになった方も多いと思いますが、2020年からは私達の新人研修も、完全リモートでの実施となりました。
リモートワークの課題として「コミュニケーション不足」「孤独感」「帰属意識の醸成の難しさ」などが挙げられますが、新入社員にとっては、これらは輪をかけて大きな問題となります。
また、これまで研修で行ってきた「模造紙を使ったグループワーク」「ボードゲーム制作」「少人数でのゲーム制作」などはリモートでの実施難易度が高く、多くの課題がありました。
その課題に対し、私達はひとつひとつ向き合ってきました。
・ ツール選びと使用方法を工夫し、MiroとZoomを併用してのグループワークなど、リモートでも質を落とさず実施できる研修プログラム
・ Gather上でバーチャルな新人研修スペースを開設、リアルに近いコミュニケーションが取れる環境作り
・ リモートの利点を活かし、「誰でも立ち寄れるオープンな新人研修」を心掛けて、社内全体との関わりを意図的に増やす
など、ニューノーマルでの新しい研修スタイルを作り上げつつあります。
結果として2021年度の新人研修は、新入社員にも、他の社員にも、
「入社前はリモート研修に不安があったが、その印象が変わる良い研修だった」
「リモートだが、新入社員のことを知る機会ができて良かった」
「完全リモートで、ここまでゲームが作れるとは思わなかった」
など、ポジティブに受け止められています。
ゲーム制作研修の成果物は社内試遊会でも好評で、うち1タイトル『Goonect』はSteamで配信のはこびとなりました。
本セッションでは、2021年度のバンダイナムコスタジオ新人研修カリキュラムをご紹介しつつ、テレワーク下で対面と同等の研修を行うためのおすすめツールや取り組み、新人教育で私達が大切にしているマインド等についてお話しします!
<内容>
はじめに:なぜ半年のコストをかけ、研修を行うのか?
①バンダイナムコスタジオの研修カリキュラム
- 企画を1から立ち上げ、チームで完成させる研修
- 成功体験を早めに!
②テレワーク下での研修実施方法や、コミュニケーションの場の作り方
- オススメのツールと使い方
- 心理的安全性を保ち、新入社員の自主性を育むための取り組み
③2021年研修を終えてのまとめ
- 教わる側だけでなく、教える側も成長できたこと
- 新人研修が会社全体に与えた影響
- 今後の課題