レギュラーセッション
機械学習によるリップシンクアニメーション自動生成技術とFINAL FANTASY VII REMAKEのアセットを訓練データとした実装実例
講演形式
レギュラーセッション
講演時間
08月25日(木) 14:50
〜 15:50
講演ルーム
第1会場
受講スキル
・音声やアニメーションに関する機械学習に携わる開発者、研究者
(畳み込みネットワークやResNetといったニューラルネットワークの基礎知識があるとより理解が深まります。)
・機械学習技術をMayaなどのDCCツールに組み込むことを考えている開発者
・機械学習技術をプロジェクト内でどう運用・実装するか悩んでいる開発者
得られる知見
・音声のみの入力からリップシンクアニメーションを自動で生成するために必要な機械学習技術についての知見
・機械学習技術とMayaツールとの連携についての知見
・機械学習を含む技術をプロジェクトに導入できるように実装した際の知見
セッションの内容
本セッションでは、音声データの入力のみから機械学習を用いて、音声に合わせたキャラクタのリップシンクアニメーションを自動生成する技術Lip-Sync MLについて説明します。本技術では音声学習モデルとリグ学習モデルという2つの学習モデルを組み合わせた機械学習により、リップシンクアニメーションの自動生成を実現しております。
本技術で自動生成されるリップシンクアニメーションや、システムの構成、用いられている機械学習技術を具体的に説明します。また、FINAL FANTASY VII REMAKEのアセットを訓練データに使用し、プロジェクトに導入できる形にするために必要だった準備や実装についても説明します。