ショートセッション

誰が写っても間違いなく"盛れる"、理想の写真を実現する画像処理技術 ~目を大きくするだけではない!プリントシール機における事例~

対象プラットフォーム:アーケード
講演形式
ショートセッション
講演時間
08月25日(木) 16:40 〜 17:05
講演ルーム
第3会場
受講スキル

基礎的な画像処理の知識

人物画像に対する加工技術に興味がある方

得られる知見

若年女性に向けた"盛れる"の概念がわかる

それを実現する画像処理の概論がわかる

様々な被写体・撮り方に対応できる画像処理の技法がわかる

セッションの内容

プリントシール機、通称プリ機は、若年層の女子に向けて、

かわいく"盛れる"写真が撮れることを目指して進化を続けてきました。

"盛れる"というのは、ユーザーである女子達が

理想とするイメージに近づいた自分になる、ということです。

弊社のプリ機では、商品ごとに固有の世界観を構築して、

どんな人でも、どんな撮り方をしても理想のイメージに近い画像を作れるような処理を構築しています。

このセッションではそういった"盛れる"写真を作り上げるための画像処理についてご紹介します。

"盛れる"とはどういったものか、理想形を分析した上で、

どんな人が写っても理想形に近づけるための技法や、

どんな撮り方をしても完成度を保てるような技法を解説します。

それを実現するための手法として、機械学習を用いた領域分析を始めとした

処理要素の開発事例についてもお話しします。

中嶋 俊介

フリュー株式会社

プリントシール機事業部 ソフトウェア開発部

画像処理技術リーダー

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<講演者プロフィール>

2005年 株式会社フロム・ソフトウェア入社。「ARMORED CORE4」「meet-me」開発に携わる。
2013年 フリュー株式会社に入社。
2018年より、ソフトウェア開発・画像処理技術リーダーを務める。
プリントシール機「KATY」「SUU.」「CAOLABO」「猫と彼女。」等の開発を担当。

<受講者へのメッセージ>

撮った写真を加工して、かわいい画像をユーザーへ届ける…
私達の画像処理は、そのために独自の進化を繰り返してきました。
今回は、いわゆる一般的なゲームとは少し遠くて少し近い、
そんなプリントシール機の中身についてお話します。
写真の加工技術や人物の写りを引き出すための技法が、あなたのお役に立ちますと幸いです。
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