チュートリアル
数学で読み解くプロシージャルグラフィックス:ノイズとSDFへの入門
講演形式
チュートリアル
講演時間
08月23日(火) 13:30
〜 14:30
講演ルーム
第6会場
受講スキル
シェーダプログラミングの経験が少しでもある方を対象としています.ビット演算,偏微分,3Dレンダリングに関する基本的な知識があることが好まれます.
得られる知見
ノイズ関数とSDFの数学的基礎知識
セッションの内容
ゲームやVRなどリアルタイム性が求められるグラフィックスにおいて,プロシージャル技術は欠かせません.例えばプロシージャルノイズは,炎や地形,水面などの多種多様な自然現象やエフェクト効果の表現を可能にし,また符号付き距離関数(SDF)は複雑な形状モデリングにも使われます.これらはしばしばシェーダプログラミングによって実装されており,Shadertoyなどのシェーダ共有サイトを覗くと,超絶技巧の数々を見出すことができます.しかしながらそれらのコードには数学が駆使されており,読み解いて理解し,カスタマイズして使うためには数学的素養が求められます.本セッションではノイズとSDFで使われる数学について解説します.