ご自身が扱う分野の最新の特徴とは?
エンジニアリング分野は、ゲームを中心としたコンピューターエンタテインメント産業における技術に関する全てを取り扱う分野となります。グラフィックスから最新のネットワーク動向、プログラミング技術、ゲームエンジンやそれに伴うツール開発等、トピックは多岐にわたります。それらのトピックの最新の傾向を挙げるとすれば高速化・高精度化でしょうか。
この分野で特に求めているトピックは?
昨今のゲームタイトルは複数プラットフォームでリリースするケースが増えてきました。各世代コンソールや各種スマートフォンを通したクロスプラットフォームを実現する要所技術や工夫に関してのセッションは、ゲーム開発者としても興味があるのではないでしょうか。また、今年から求めているトピックに追加した『コンテンツ開発のための開発環境整備事例』については、まさにコンテンツの開発者がコンテンツ開発者向けに講演するセッションとして見応えがあるものになると感じます。
運営委員から見た応募することで得られること(ご自身の経験や過去の応募者の声など)
国内のゲーム開発者向けカンファレンスの中でも特にCEDECのセッションは注目度が高いです。
もし採択され登壇することができれば、ご自身のキャリアにポジティブに働くと思います。
年に1回、公募期間にご自身が取り組まれた技術トピックを振り返りネタを探すこと自体も、技術の棚卸しという側面で良いきっかけとなるのではないでしょうか。
CEDECでの登壇メリットについて
私自身、何度かCEDECに登壇させていただいた経験があります。登壇を重ねる上で感じるメリットとしては、セッションのフィードバックや反響を開発者からいただけることです。自身が取り組む技術トピックに関して同業者から認められることは、とても嬉しいものです。
また、登壇をきっかけに自分の所属する会社以外の社外の技術者とのパイプができました。
公募を検討している方へのメッセージ
知見の共有自体は、ご自身の業務においても社内で経験があるのではないでしょうか。そういった身近な知見の共有の延長線上にCEDECのセッションはあると思います。ご自身が取り組まれた技術トピックや社内の知見を整理し、これはと思うネタがあれば是非応募してみて下さい。不特定多数の開発者へ情報発信する機会はそうそうありません。エンジニアとしてのステップアップの機会として、CEDECへのチャレンジお待ちしています!