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>> 協賛セミナー Microsoft® DirectX® Day << |
マイクロソフト(株)は CEDEC 2002 を協賛し、協賛セミナーとして Microsoft DirectX Day を開催します。Microsoft
DirectX Day では、Microsoft Graphics Architect の Charles Boyd らが、ボリューム レンダリングやエリア
ライティング のような先進のハードウェアを利用したさまざまなリアルタイム ビジュアル エフェ クトの紹介や、シェーダ プログラマのための基礎物理、現在ベータテスト中の
DirectX 9.0 などを講演・デモンストレーションします。 |
講師紹介: |
Charles
Boyd (通称 Chas)
1970年代から 3D グラフィックスのプログラミング をしている。80年代には流体力学・宇宙力学・地球科学向けの商用 3D グラフィックス製品の開発チームを指揮していた。1996年から
Direct3D のプログラム マネージャを務めている。ゲーム開発者と密接に働きゲーム アプリケーションのニーズを理解するとともに、3D ハードウェア ベンダーとも密接に協力しハードウェアの可能性を理解してきた。それによって、実行バッファからマルチテクスチャ、ハードウェ
ア ジオメトリ、プログラマブル シェーダへの Direct3D の進化に貢献してきた。最 も関心を持っていることは、映画やゲームのようなエンターテインメント
アプリケーションにおいて 3D グラフィックスをより普及させることである。 |
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Dave
Aronson
D3DX チームのプログラム マネージャ。1989年からコンピュータ グラフィックス産業、特に初めて3D ゲーム コンソールがリリースされてからは、ゲームのコンピュータ
グラフィックスに従事している。以前は、ジオメトリとアニメーションのリアルタイム編集とプレビューを提供するゲーム コンソール用の最初のツールを開発していた。現在
Microsoft でゲーム開発のための革新的なツールとテクノロジの開発に専念している。 |
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9月12日(木) セミナー内容 |
2-1-A) 10:00〜11:30 |
タイトル:ボリューム レンダリングとライティングエフェクト |
この講演では、半透明の任意形状ボリュームをレンダリングする手法を説明します。
これらの手法を使うと、局地的な輝きや、層状のフォグや、埃を通過する光の条(スジ)などが表現できます。
さらに先進のグラフィックス ハードウェア新機能を使えば、サーフェイス ノイズ マッピングとガンマ補正レンダリングによって、リアリズムがさらに向上します。 |
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2-2-A) 12:30〜14:00 |
タイトル:シェーダプログラマのためのサーフェイスマテリアルの物理 |
この講演では、シェーダの基盤にある、光とサーフェイスとの相互作用メカニズムを説明します。
これによって、リアルなサーフェイス シェーダを書く際に開発者に必要な明確な知識が得られます。
この種の理解は開発者にとってカギとなります。
なぜなら、この知識があれば、必要なビジュアル エフェクトを達成するため、どの項目が重要でどの項目を実装すべきかを選択できるようになるからです。
特に、与えられたマテリアルにとって重要でないのはどの項目かを識別できることは、フォト リアリズムをリアルタイム
パフォーマンスで実現するためのカギとなります。
また、3D ハードウェア アクセラレータ上で動作するこういったシェーダもデモンストレーションします。 |
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2-3-A) 14:30〜16:00 |
タイトル:エリア ライティング |
ゲームでは、ディレクショナル ライト/ポイント ライト/スポット ライトが長年使われています。
しかし、プログラマブル 3D グラフィックス ハードウェアを使えば、エリア ライティングやソフト シャドウのようなさらにリアリスティックなテクニックが実装可能になります。
この講演では、非常に効率的な革新技術を説明し、デモンストレーションします。
以前はグローバル イルミネーションやラジオシティ ソルバでしか得られなかったエフェクトが、これによって表現可能になります。
ここで紹介するテクニックのひとつは、セルフ シャドウや内部反射エフェクトのキャプチャに利用可能な球面調和関数をベースにしています。 |
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2-4-A) 16:30〜18:00 |
タイトル:DirectX 9.0と次世代3D ゲーム テクノロジ |
この講演では、2002年に出荷予定の次世代 3D グラフィックス ハードウェア アクセラレータの新機能と、DirectX 9.0 を利用したアクセラレーション方法を紹介します。
新しい機能とは、プログラマブル シェーダ モデルの向上した柔軟性、高精度ピクセル処理、ディスプレースメント マッピングを使った適応型高次サーフェイスなどです。
これらの機能を使ったアプリケーション ユーザーのデモも紹介します。 |
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