CEDEC2020: NHK大河ドラマ「麒麟がくる」のサウンドデザイン

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」のサウンドデザイン

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主分野: SND

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講演形式

レギュラーセッション

講演時間

09月02日(水) 15:30 〜 16:30

講演ルーム

第6会場

資料公開

予定あり

受講スキル

音響制作に興味のある方

ゲームオーディオ制作に従事する方

ゲームディレクターやプロデューサー

得られる知見

NHKテレビドラマの音響制作ワークフロー

音響デザインのノウハウ

サウンドデザイナーに必要な能力

セッションの内容

このセッションでは、NHK大河ドラマを数多く手掛けて来られた音響デザイナーの畑奈穂子をお招きし、毎年、題材の変わるテーマに対して、番組の歴史に脈々と受け継がれている流儀と新たな挑戦について、現在放送中の「麒麟がくる」を例に、ご紹介いただきます。チーム編成、音響制作ワークフロー、テーマ曲および楽曲制作、効果音制作、フォーリー収録など、大河ドラマの音響制作の裏側に迫ります。サウンドコンセプトの立案から実現方法まで、フラグシップ番組の制作哲学は、タイトルごとに異なるサウンドコンセプトを実現していくゲームサウンド制作との共通点・相違点があると思います。今まで明らかにされて来なかった大河ドラマの音響制作について、ご紹介いただきます。

畑奈穂子

日本放送協会

デザインセンター音響デザイン部

副部長

<講演者プロフィール>

1998年NHK入局。神奈川県出身。入局以来ドラマ番組の音響デザインに従事。音響デザイナーとして、作曲コーディネーション・選曲・効果音制作・フォーリー・MAをおこなう。大河ドラマ担当は「利家とまつ」「龍馬伝」に引き続き3作目。現在は番組を担当しながら、音響デザインドラマグループ統括と若手の育成を担当。近年の担当番組は、8K22.2ch「浮世の画家」、「経世済民の男～高橋是清」「みをつくし料理帖」「ワンダーウォール」など。

<受講者へのメッセージ>

コロナの影響により、今回オンラインでのセッションとなりましたが、ゲームとテレビドラマのサウンドデザインの共通点や違いを発見し、楽しんでいただけたら幸いです。我々の「当たり前」が、皆さまにとって新鮮な観点もあるかもしれませんので、お気軽にご質問ください。オンライン上ですが、お会いできるのを楽しみにしております。

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坂本愛

日本放送協会

デザインセンター　音響デザイン部

<講演者プロフィール>

2005年NHK入局。東京都出身。ドキュメンタリー・教育番組等の音響デザインを経て、現在はドラマの音響デザインに従事。今回の「麒麟がくる」が大河ドラマ初担当となる。近年の担当番組は「透明なゆりかご」「デジタル・タトゥー」「ひよっこ」など。番組制作と並行し、若手の育成・ドラマグループのデスクも担っている。

<受講者へのメッセージ>

近年、コンテンツ制作は内容も手法も非常に多様化してきており、テレビ業界でも、日々新しい形を模索しながら番組をつくっております。今回はゲームの分野においてセッションさせて頂く機会を頂戴し、私たちテレビのサウンドデザインについて知って貰えるだけでなく、同時にゲームならではの新しい視点にも触れさせて頂けるのがとても楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。

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セッション詳細

SESSION DETAIL