CEDEC2020: 『リングフィットアドベンチャー』のハード・ソフト一体型開発～開発サイクルの違いを乗り越える～

『リングフィットアドベンチャー』のハード・ソフト一体型開発～開発サイクルの違いを乗り越える～

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公募

主分野: ENG

関連分野: PRD

講演形式

レギュラーセッション

講演時間

09月04日(金) 11:00 〜 12:00

講演ルーム

第6会場

資料公開

予定なし

受講スキル

・ハード・ソフト一体型開発に興味がある方

・異なる分野同士の協業のヒントが欲しい方

得られる知見

開発サイクルの違うハードウェアとゲームソフトとシステムソフトがどのようにその差を埋めて開発をしたかの事例。

セッションの内容

リングフィットアドベンチャーの特徴の一つは力（チカラ）で操作するユニークなコントローラ「リングコン」です。

リングコンは「ハード班」「ゲーム班」「システム班」の3つの班による協業開発でしたが、

専門分野の違う3つの班は開発サイクルが大きく異なり、そのままではお互いの仕事が上手くかみ合いません。

その課題を乗り越えるために行った技術的なアプローチを

・力（チカラ）で操作するという前例のないコントローラの耐久性評価

・ハードウェアとゲームソフトを繋ぐためのシステムの開発

・リングコンとJoy-Con単体で動作する「ながらモード」

の3つの事例を題材に紹介します。

和田真樹

任天堂株式会社

企画制作部

プログラマー

<講演者プロフィール>

ゲームプログラマーとして自社開発タイトルの開発に携わっています。
『リングフィットアドベンチャー』では、ゲームソフト内でのリングコンの使い方の検討をしました。

<受講者へのメッセージ>

今回紹介する事例が、ハード・ソフト一体型開発に関わらず皆様のお役に立てば幸いです。

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田邨嘉隆

任天堂株式会社

ハードウェア開発部

ハードウェアエンジニア

<講演者プロフィール>

ハードウェアの筐体設計、「HD振動」や「モーションIRカメラ」のようなデバイスの開発に携わっています。
『リングフィットアドベンチャー』では、ハードウェア開発のプロジェクトリーダーを担当しました。

<受講者へのメッセージ>

リングコンができるまでには様々なチャレンジがありました。
壁を乗り越えるために生み出した技術手法の事例紹介を通しまして「モノづくり」の醍醐味が伝わりますと幸いです。

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成瀬文覚

任天堂株式会社

システムソフト開発部

プログラマー

<講演者プロフィール>

コントローラー関連のシステムソフトの実装をプログラマーとして担当しています。
『リングフィットアドベンチャー』では Nintendo Switch のシステム開発、Joy-Con / リングコンのファームウェア開発を担当しました。

<受講者へのメッセージ>

ゲームソフトとハードウェアの間に立つシステムだからこそできた取り組みが職種間の協業の例として、みなさんの開発の参考になれば幸いです。

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セッション詳細

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