"FINAL FANTASY VII REMAKE"における自動QAシステムの構築と運用
システムテストの自動化を検討しているQA、プログラマー
3Dゲームの自動リプレイの実装に必要となる実装技術と運用技術
"FINAL FANTASY VII REMAKE"における自動QAシステムの構築と運用
システムテストの自動化を検討しているQA、プログラマー
3Dゲームの自動リプレイの実装に必要となる実装技術と運用技術
"FINAL FANTASY VII REMAKE"を始めとする現代の3Dゲームは前世代までのハードウェア上のゲームに比べ、コンテンツおよび3D技術の高機能化に伴い、膨大なQAコストがかかるようになっています。そのため、自動テストによる工数の削減、コストの低下が急務となっています。
本セッションでは3Dゲームにおけるシステムテストの自動リプレイに必要となる技術についてアーキテクチャのデータ構造と実行メカニズムを中心に解説します。
キャラクターやイベントを始めとして非決定要素を多数含むゲームのシステムテストを自動化する際には記録時と再生時に異なる可能性がある非決定要素に対する対処が必要となります。また、自動リプレイ自体がゲーム本体の動作に影響を与えてしまう問題も解決する必要があります。
本セッションで解説するツールはスタック実行マシンと記録時のマップ作成を中心として、非決定性の問題に対処したことを解説します。
また、ツールだけによる非決定性の対処だけではどうしても残ってしまう偽陽性による誤検知に対して自動リプレイの並列実行を中心とした対処方法についても解説します。