殿堂入り参考作品/伴・松永賞
息子よ、私は魔王に敗れる。だが、
二部 恒成
フリーランス/ゲームデザイナー
審査員得点合計:9点 一般得点合計:26点
アマチュアで応募したPERACON2013では、文字だけの「天空のかまど」で第3位/鳴海賞・ベストアマと鮮烈なデビュー。続くPERACON2014は「日本全国総たんぽぽ化計画」で最優秀、PERACON2015は「反撃の鉄巨人エンジニア」で第9位/鈴井賞と3連続ベストテンで一気に殿堂入りを決めたフリーランスのゲームデザイナーさん。投稿者コメントには「既に殿堂入りしているので「1人日で終わらせる」という縛りを架したのですが、シートのレイアウトと中身のブラッシュアップに時間を取られて3時間分のサービス残業をしてしまいました…。中身についてもまた放置ゲームで、引き出しの少なさに反省です。」とありますが、殿堂入り作者は圧倒的な実力を見せてもらえないと手本としての意味がありません。作品の質を下げての応募はご遠慮いただくと共に、特別賞の候補に選ばれることもないようレギュレーションの変更を行います。
【松永 純】2世代目が放置は新しい!!
【簗瀬 洋平】よくあるネタ? と、思ったが父親編だけプレイするというのは新しい。実際プレイすると息子編は暇かも知れないが、コンセプトに一票。
【伴 哲】
【薗部 博之】
【鳴海 拓志】父パートしか操作できないのは面白い.息子パートが長すぎると見てて飽きるかもしれないが,適切な長さで設計できれば繰り返しいろいろなパターンを試してみたくなる.
【河上 京子】タイトルがイマイチだけど、あり。普通だよね。
【朝日 征治】最初は「俺屍」の二番煎じかと思いましたが、主人公は父親で、息子の行動を見守るしか出来ない…という風にしたことで、新しいプレイフィールが生まれそうな気がします。個人的には、一回ぐらい息子の夢枕に立って、なんか思わせぶりなヒントを出してみたいですがw
【松山 洋】
【中 裕司】
【下田 賢佑】放置することの何が楽しいですか?普通に2世代分プレイした方が楽しくないですか?ゲームプレイの価値を損なうだけのひねった仕様は必要ありません。あと、世代交代RPG自体ありがちですね。
【塩川 洋介】キャッチコピーが「二世代完全放置RPG」とありますが、第一部は放置しないということでしょうか? 第二部は放置というか、長いイベントシーンを見せられるということでしょうか? ちょっとよくわかりませんでした。理解が間違っているかもしれませんが、第二部が普通のRPGの長さの想定だとものすごくつまらないと思うので、第二部が5~10分で終わる想定だったら、アリかもしれません。ただ、魔王を自分で倒せず、ゲーム中にあまり関わりがなく感情移入のない息子の活躍を見ても、感動できないんじゃないかなと思いました。そのあたりをどういう想定で考えていたのか知りたかったです。
【馬場 保仁】お話はつながっているが…
【細山田水紀】作るのが大変そうです。もう一捻り。
【山田 倫之】第二部へのユーザーの介入が一切不可、というのは斬新だが、その部分の詳細記載がない。残念。
【三上 浩司】シートはまとまっているけど,よくあるRPGの設定そのもの.その設定をプレイできるだけといえばそれまで.
【遠藤 雅伸】よくある話をシートにまとめただけのシートデザイン提案。見せ方はいいけど、PERACONは企画のコンペです。
【横山 裕一】アイディアと企画は似ているが異なっている。ゲームとして成り立たせるための実現度や面白さ、そして政策の方向性、それらがアイディア(点)と結びついた時に初めて企画になる。今の状態だとアイディアの羅列に過ぎない
【徳留 和人】思考も完全放置しているような気がします。