応募時にご記入頂く内容について、取り扱うテーマが興味深いものであっても、書き方によっては内容が十分に伝わらず、採択の判断ができない(不採択となってしまう)ケースがいくつか見られます。 ここで公募フォームの記入内容について、書き方としての良い例・悪い例を「カレー作り」を題材にして例示致します。もちろんこの通りでないと採択されないというものではありませんが、ご応募頂く際にご一考いただければ幸いです。
CEDEC運営委員会インタビュー
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タイトル | 夏バテ対策!体力がつくおいしいカレーの作り方 | 必見!おいしいカレーの作り方 |
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内容 |
本セッションでは、まず元来カレーが持っている効能について説明します。 |
本セッションでは、カレーに関する説明と、秘伝のカレーのレシピについてお話します。 |
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受講スキル |
夏場に食欲や元気が出ないと感じたときの料理をお探しの方。 |
料理好きな方。カレー好きな方。 |
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得られる知見 |
夏バテ対策としてニンニクをカレーに入れることで、効能・おいしさともに増幅できること。 |
カレーの作り方。 |
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詳細 |
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カレーの効能についておさらいします。 |
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上記はレギュラーセッション(60分)の公募例になります。
その他の各セッション形式については、情報の精度は上記の例を参考に、各セッション形式特有の記入ポイントを下記に補足致します。
ショートセッション(25分) | 短い時間での講演となりますので、講演のポイントをより明確にご記載下さい。 |
パネルディスカッション(60分) |
議論のテーマに加えて、パネリストについては確定ではなくても候補者の明記をお願い致します。 |
ラウンドテーブル(60分) |
どういった議題についてディスカッションするかに加えて、活発なディスカッションを実現するために、 |
インタラクティブセッション |
デモンストレーションを行う場合には説明資料として分かりやすい動画があることが望ましいです。 |
ワークショップ |
ワークショップで体験する内容はもちろんのこと、受講者が体験する作業の内容を踏まえて、
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チュートリアル |
講義テーマの詳細に加えて、なぜそのチュートリアルを今やるべきかの背景についても詳しくご記載下さい。 |
CEDEC CHALLENGE |
実施内容の詳細に加えて、下記の各項目についても詳細をご記載下さい。
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審査における確認ポイントとアドバイス:
上記の記入例に則って頂いた場合でも、審査の際に下記のような判断により不採択となるケースも多く見られます。
1例1例を具体的に取り上げることはできませんが、下記に該当する(と判断される)ような内容になっていないか、ご応募の際に改めて見直して頂けますと幸いです。
・詳細な説明や具体例の記述が不足している。
・(技術的に)特筆すべき点が明確になっていない。
・具体的な手法についてあいまいな部分がある。
・取り組まれた内容に対する結果が記載されていない。
・一般事例や過去事例と差別化された、本講演ならではの内容を読み取ることができない。
・受講者にとって有用なセッションであると判断ができない。
・受講者が得られる知見があると判断ができない。