第5位/遠藤賞

みんなのスマホをつなげて遊ぶ 心眼ホッケー
山中 雄作

株式会社プロペ/プランナー
審査員得点合計:18点 一般得点合計:40点(第18位)

 PERACON2014では『アイアム悟空』で第3位、PERACON2015は『ロック画面勇者』で第2位と、初参加から3年で殿堂入りを果たした実力者。武蔵野美大出身で、3DS「すれちがい迷宮 」やWii「天空の機士ロデア」などのディレクターを務めている。一目見ただけで山中作品と分かる体裁だが、昨年に続きハードウェアの特性を利用した、技術の裏付けを持った内容であり、メカニクス、ダイナミクス、エステティクスの全てに独自性を持った、プロならではの企画と言える。

 投稿者コメント:今回の企画は以下のような点を意識し考えました。①デバイスの特性を活かしていること/②シンプルで誰でもすぐに理解できること/3「輪になる、つながる」ことで新しい遊びが体験できること。飛び道具的な案ですが楽しんでいただければ幸いです。

【遠藤 雅伸】スマホをリング状に並べる多人数アクションゲーム。スマホの連結手法は安定した技術だし、見えない空間のパックの動きを追わせるゲーム性も素晴らしい。

【飯田 和敏】肝心なモンが見えなくて想像力が刺激される。これはいい!

【三上 浩司】同僚がスマホの画面を通信で連結させる技術を持っています.それを使うと実現可能な企画です.ほとんどの人がゲームのなかにリングを入れようとしているところに,ゲームの中ではなく,ハードウェアの外側に作ったところが秀逸.

【薗部 博之】実現は難しそうだが遊びたくなる。

【時田 貴司】画面にない部分を使うのが新しい!!

【平魯 隆導】音をヒントに軌跡を推察させる点がユニークで面白いと思いました。人数が少なすぎる場合のフォローが何かしら欲しいところですが、純粋に面白そう!遊んでみたい!と思いました。

【石畑 義文】似たゲームはあるのですが、人数が多くなることで、見えない部分が多くなり、そこを音で解決しているところが良いアイデアです。

【南治 一徳】これは家庭で遊ぶのが大変だけれど、ゲームセンターなどで遊べるのとおもいしろいかも!

【松野 泰己】・このホッケー企画が良いとは思わないが、皆のスマホを持ち寄って…という点に可能性を感じる。

【山田 倫之】なかなかいいアイデア。シンプルパーティーゲームに昇華できそうな可能性を感じる。

【鈴井 匡伸】純粋に、みんなで集まってやってみたいと思いました!実際の場の盛り上がり方もインパクトが出る気がするので、それを見た人がやってみたいと思う流れが作れていいと思います。

【簗瀨 洋平】HCI研究的には面白そう。ぜひ作って学会でデモしてください。

【小谷 浩之】面白いんだけど、実際のエアホッケーってインパクトの瞬間が一瞬だから、打ち出すというより受けるゲーム、反射角とフリック方向も一致しないから、挙動で見えないパックを予想させるのはおそらく無理。それを前提としてゲーム要素を詰め直すべきかな

【岸本 好弘】本学部大田研のピンチ(スマホを繋げる)を使えば実現できそう。

【見城こうじ】

【中 裕司】

【中村 隆之】

【岩谷 徹】

【馬場 保仁】発想は面白いし、こういう着眼は、普通ではないのでいいと思います。が、つまらないこといいますが、やや、スマホが危険。

【横山 裕一】こういう大人数雨で遊べる企画は面白いね! でこれ、圧倒的に面倒!ゲーム内容もこの人数で誰にでもわかる内容ではない。

【海道 賢仁】発想が豪快でおもしろいです。リングというお題なのでしょうがないですが、リング状に並べないで遊べたらもっと面白いかんじかもしれませんね。

【細山田水紀】実際に遊ぶと楽しそうなのですが、あまりにリア充な感じで遊ぶのは難しいだろうなと思いました!

【下田 賢佑】これ現実的に考えて打ち返すの無理でしょう。楽しくない。

【犬飼 博士】スマホのアプリはたくさんリリースされております。企画者はもっともっとたくさんダウンロードして類似作を体験してその欠点を克服するようなアイデアを企画にかいてください。

【塩川 洋介】盛り上がりそうで、楽しそうなゲームだと思います。やってみたいです! しかし、2人ではリングを作れず、最低3人必要ですが、3人だとものすごく小さいエリアになってしまうので、楽しく遊ぶためには、最低人数がある程度必要そうですね。また、あまりにも人数が多くなると、今度はどこにパックがあるのかが判断しづらくなるため、企画書の絵のように、12人前後が適正人数かなと思います。と考えると、かなりプレイ機会が限られそうなゲームになってしまうのが難点ですね。