受講スキル | 新たなインターフェース、映像表現がもたらす体験に興味のある方 |
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受講者が得られる | 身体意識とインターフェース、映像表現の関係性に対する新たな知見 |
セッションの内容
和弓をベースにし、現実の身体能力が必要だが、強いモノ感とフォースフィードバックを兼ね備えた電子弓インターフェースを開発及び体験型作品「The Light Shooter」を制作した。本セッションでは、電子弓の構造と、それが身体にもたらす感覚との関係を明らかにする。また、少ない点群の動きでもそれが生物の動きを模している場合、人はそれを生物だと認識することが出来るバイオロジカルモーションと呼ばれる現象を映像表現として用いることで、今までにない新たな面白さを鑑賞者にもたらした。
実際に電子弓インターフェースを使った体験型作品「The Light Shooter」を触って体験することで、見ただけでは分らなかった面白さの感触を伝えたい。
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安本 匡佑
東京工科大学
メディア学部
助教
1980年生。2010年 東京芸術大学 大学院映像研究科 博士後期課程修了。博士(映像メディア学)
2011年~2014年 東京工科大学 メディア学部 助教(任期付再任なし)
CGを用いたアニメーションやインタラクティヴ作品の制作を行う。
また,IPA未踏ソフトウェア創造事業に採択され,バランスボール・インターフェイスの開発を手がける。
ゲーム作品ではPSPゲーム『Influence』(SCE、2010年)、iOSゲーム『Pavlov』(Intelligent Crocodile, 2012年)
展示作品に『君の身体を変換してみよ展』(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、2008年)における『点にんげん線にんげん』(佐藤雅彦、石川将也との共作)
『これも自分と認めざるを得ない展』(2121、2010年)における『属性の積算』(ユーフラテスとの共作)
国内外で受賞した電子弓を用いた作品『The Light Shooter』等がある。
近年の映像作品では『factory of dream - 夢を作る工場』『ballet rotoscope』等がある。《講師からのメッセージ》
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安藤公彦
東京工科大学
メディア学部
助教
東京農工大学大学院工学研究科電子情報工学専攻博士後期課程修了、東京工科大学片柳研究所嘱託研究員ののち、
東京工科大学メディア学部助教として現在に至る。
コンピュータネットワークおよびeラーニング、協調学習を専門に研究。