CEDEC運営委員会インタビュー

藤巻 亮

CEDEC2024 ビジュアルアーツ分野インタビュー

ビジュアルアーツ分野 主担当 藤巻 亮

──ビジュアルアーツ分野における最新の特徴を教えてください。
藤巻:

ビジュアルアーツ分野は、デジタルコンテンツの表現全般を広く捉え、コンピュータエンターテインメント全てにおいての新しい表現手法や制作フローを追求し、多様化していくターゲットに対応する手法を取り扱う分野となります。
視覚的要素であればゲームに限らず、アニメや映像、ストップモーションなど周辺領域からの公募も過去に実績があります。

──この分野で特に求めているトピックを教えてください。
藤巻:

ビジュアル表現に繋がるトピックであれば幅広く求めています。 その中で、最近の特に求めるトピックとしては、新しいライティングやLODのシステムの活用や、UXを最大化するためのUI設計手法などを挙げています。
また、近年大きく進化してきたAIを用いた効率化や品質向上の手法も関心の高い分野となっています。
ほか、アセット制作における監修のフローといった、ビジュアルアーツにおける業務進行のノウハウなども求めています。

──ご自身の経験や過去の応募者の反応から、応募するメリットはどう感じていますか?
藤巻:

CEDECでの登壇は、ご自身が経験されたことを資料化し、共有する絶好の機会です。社内で共有するタイミングがなかったものなどを改めてまとめて見直す機会にもなります。
それは登壇いただく皆様や、所属されている企業様にとっても価値のあるものと思います。

──CEDECでの登壇メリットについてはどう感じていますか?
藤巻:

CEDECは国内で高い注目度を持つゲーム開発者向けのカンファレンスです。会場での聴講およびWeb配信のほか、メディアの皆様によって講演がWebの記事となることも多いため、多くの方の目に触れる機会を得られます。
質疑応答や懇親会なども含め、ご自身の取り組みに対してフィードバックを得られる機会にもなります。
また、所属されている企業様にとっては、長期的に見るとイメージアップにもつながるのではないでしょうか。

──最後に、公募を検討している方へメッセージをお願いします。
藤巻:

昨年に引き続き、現地とオンラインのハイブリッド開催となりましたので、現地では業界内外のクリエイターの熱気を直接感じ、交流が出来るイベントになる見込みです。
もちろん、現地参加が難しい方は引き続きオンラインでご参加いただけるかたちとなります。
CEDECおよびゲーム業界を盛り上げるため、皆様のご応募を心よりお待ちしています。
皆様とお会いできることを楽しみにしております!