最優秀賞

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「私、降ります!!」

木村 貴信

得票:20.7 web投票:24票

セガのデザイナーさん。
応募開始直後に投稿され、ここだけの話ですが3日間会社で暇を見つけて書かれていたとか。

安部 聡(ミクシィ)
タイミングを合わせてボタンを押し、成功か失敗かという非常にシンプルなゲーム性でありながら、生活の中の様々な「降ります」を演出することで、思わず笑い(ブラックユーモアも含め)がでてしまう楽しみを提供できそう。

末弘秀孝(アクセスゲームズ)
企画書の紙面完成度が高く、いろいろな広がりを想像させます。
ただ、実際にはバリエーション=面白さという企画なので予算次第で作ってみたら意外に浅かったと感じるかもしれません。工数を無視して企画書で判定すると、良くできているのでweb得票数にはうなずけます。

森 貴寛(ポリゴンマジック)
今回、AndroidやiOSで販売/配布する程度の規模の企画が多かったので現実に商品にした際、最もダウンロードされやすそうなゲームはどれか?という基準で選出致しました。
「空気読み」のように、一言でミッションを説明できるゲーム性であるためWEB上での広告を展開しやすく、ユーザーに伝えやすいという点が優れています。タイトルもキャッチーで、リスト表示されているアプリ群の中で目立てそうです。
書面としての伝わりやすさ、ペラ企画書としての出来も、もちろん好感ポイントです。シリーズ化もできそうなくらい、シンプルな中で広がりも持てそうで素敵でした。

林 克彦(週刊ファミ通編集長代理)
ペラ1に提示しているシチュエーション例がうまいと思います。
ミニゲーム+余韻に浸れるエピソードまで含めて楽しめそうです。

時田貴司(スクウェア・エニックス)
シンプルかつエスカレートしていくバラエティ感がダイナミック!
是非作ってみたいです!

古賀 豊(CEDEC運営委員)
ペラの完成度や判りやすさを中心に考えて選択しました。

長岡靖仁(SCE)
ストレートな企画ですが、イラストで分かりやすく見せる工夫があり、また、笑える小ネタもちりばめられているので「うまい」と思いました。

西沢 学(SCE)
非常にわかりやすい。「NO」と言えない日本人に!

 

ベストアマ賞
第2位

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「途中下車推理
~次に降りるのはお前だ!~」

柳谷 達之

得票:15 web投票:0票

東京工科大学4年生で、他セッションを聴講中に、受賞を聞いて表彰会場に駆けつけてくれました。趣味人のため就活をサボっていて、未だ4月からの行先が決まっていないようです。
並みいるプロのプランナーを押しのけての第2位は見事です。ゲーム会社で採用をお考えの人事の方、企画の実現化をお考えのプロデューサーの方、連絡先の問い合わせはCECA小林まで。

末弘秀孝(アクセスゲームズ)
誰が下りるか推理するよりも、単純に下りる人がいるかどうか?を見極めて誰かよりも先にボタンを押すゲームのほうがシンプルで実際のバス乗車中のハラハラ感に近いので面白いと思います

 

ファミ通賞
第3位

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「ワレ途中デ下車ニ成功セリ」

菅原 隆行

得票:11.7 web投票:1票

どうやらスパイクの方らしいです。
会場にお越しになっていなかったのが残念ですが、ファミ通読者さんにもピピっと来るようなゲーム画面のでっち上げが秀逸!

森 貴寛(ポリゴンマジック)
面白くできそうですが、「途中下車」というテーマに対して無理矢理すぎるのが残念です。

小高和剛(スパイク)
シンプルながらプレイしたら面白そうだなと。

林 克彦(週刊ファミ通編集長代理)
フリックで別ステージに切り替わるシステムはユニークで、捻りが効いたプレイ感覚につながりそうな気がします。ユニークなギミックも搭載できそうで、素直におもしろそうと感じます。

 

第4位

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「YAMANOTE-BEAT-LINE」

山田 裕希

得票:11.5 web投票:6票

スクエニのプランナーさん。
プロ中のプロですが、普段から考えていた企画に「途中下車」を結び付けての応募ということで、ズルいなw

林 克彦(週刊ファミ通編集長代理)
よくあるタイプですが、アプリとして発売されたらダウンロードしてしまうなー、と思います。

末弘秀孝(アクセスゲームズ)
単純ですが通勤中にプレイすると、現実とのリンクもありはまりそうです。後はリンクして流す音楽次第ですが、そんな都合良くランドマークとリズムが一致するのか?と言うのが気になりました。

嵯峨寛子(週刊ファミ通編集部)
あの駅間では、どんなオブジェクトが現れるだろう? 内回りと外回りではどうなるかな?と想像させてくれる企画書でした。
このゲームを起動しながら山手線に乗るのもおもしろそうです。山手線を利用していないユーザーにはあまり魅力が伝わらない(であろう)点が残念です。

西沢 学(SCE)
リアル風景をリズムゲームに落とし込んだところが素敵です。

時田貴司(スクウェア・エニックス)
山手線から見える風景をPOPにするアイディアはステキです!

長岡靖仁(SCE)
通勤電車の窓から流れる景色を見るのは楽しいなと思っていたので、ゲームになると面白い気がします。京急線バージョンが欲しい。

 

第5位

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「つけろ!(尾行しろ)」

簗瀬 洋平

得票:11 web投票:14票

サイバーコネクトツーの企画のチーフ。
「プロ(自分)が1位を獲れなかったことが恥ずかしい」とコメントされたが、「企画を志す者は、チャンスがある時に自分の企画を公開して、人の意見を聞くことが大切。最初はおもしろくなくても構わない、それを見てもっと面白いアイディアを返してくれる人もいる」と、プランナーを目指す若者にメッセージを送ってくれた。

三部幸治(CEDEC運営委員)
「つけろ」は、他人のプライバシーをのぞき見する「快感!?」が得られそう。

長岡靖仁(SCE)
GPSを使ったゲーム性と「途中下車」というテーマをうまく組み合わせた良い企画だと思います。

 

第6位

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「ボクダレ」

小林 栄介

得票:10 web投票:16票

企画書内の特別審査員の杏野さんの写真が使われていて、気の利いた人がわざわざネタとして拾ってくれたのかと思ったら、何と杏野さんの事務所の人が杏野さんのパスIDを無断で借用して応募してきたものと判明。普段はマルチタレントのような活動をされている方らしいです。

嵯峨寛子(週刊ファミ通編集部)
"途中下車"というテーマがゲーム性に関係ないものの、興味を引かれる内容でした。
文字が多いものの、すっきりしたレイアウトで見やすく、実際のゲームプレイを想定させる画像も豊富で、ゲームのイメージが伝わってきました。

 

第7位

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「ズバリ!途中下車」

石川 将光

得票:9 web投票:3票

娯匠のゲームデザイナーさん。
「ぶらり途中下車の旅」をもじったタイトルから考えたとのこと。

長岡靖仁(SCE)
NHKの大河ドラマの最後に京急の立会川に坂本龍馬の銅像があるという情報を聞いて、通勤途中の駅にそんなところがあったとは、と思いました。そんな情報を配信してくれたら、途中下車する機会が増えそうです。

時田貴司(スクウェア・エニックス)
ゲーム性はもうひとつですが、地元に根差した新たな広告媒体としてはオモシロイですね。

 

第8位

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「セカイ ムジカ」

岩本 翔

得票:8.5 web投票:3票

北海道大学の学生さんで、普段から音楽系のゲームを作っているらしい。ただしこの企画は既存の物のアレンジだとか…。

森 貴寛(ポリゴンマジック)
個人的には欲しいのですが、普通の人の活動範囲内で曲が切り替わるくらいにはイメージ曲の細かくしなければいけないのが最大のネックかと思います。

 

第9位

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「チームトレイン」

安本 匡佑

得票:8 web投票:5票

東京工科大学の先生。
ゲーム会社で制作をしていた経験もあり、絵のクォリティが与える効果に対してとても効率が良さそう。

西沢 学(SCE)
たまたま同じ車両で一緒になった面々が、ゲームで一体感を感じているところを想
像したらワクワクしました。

石畑義文(セガ)
通勤が楽しくなるゲームで良いです。満員電車だとチームが作りやすくて強くなるので苦でなくなります。

 

第10位

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「偏在彼女。」

土本 強

得票:7.7 web投票:8票

中高生向けのゲーム制作雑誌「がまぐ!」の編集長さん。
「この企画は、存在確率などのかっこよさげな言葉を使っているだけで、中身はありません」との話だったが、メカニクスデザインだけがゲームデザインではなく、このようなテーマデザインもちゃんと評価されてこそのペラコンです。

時田貴司(スクウェア・エニックス)
タイトルがいい!
タイプの子を見つけるまでリアルに散歩できるのもイイですね。

末弘秀孝(アクセスゲームズ)
女性の絵に魅力が無いのが残念ですが実写でも2Dでもうまくまとめられそうなのが良いです。グラビアアイドルとかとコラボすればそこそこ話題になるかもしれません。

 

第11位

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「無羅籬 途中下車」

早川 征志

得票:7.3 web投票:3票

会場にいらっしゃらなかったので、推測でしかないのですが、Facebookによると早川征志という名前の武蔵野美術大学の学生さんがいるようです。

これはミニゲームのメタ設定にあたるテーマ提案。 「ぶらり」の当て字や陣取りをヤンチャな若者に結びつけている発想はヒネリがないが、迷いのない線が生み出す画力がそれをカバーしている。

 

第12位

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「STOP!途中下車」

渡辺 恵介

得票:7 web投票:6票

ゲームアーツのデザイナーさん。
初日に最優秀賞の木村さんと話してこのコンテストを知り、、帰りの有楽町線で素材の撮影を行なったとか。フライヤーのような仕上がりで、左上に使われているQRコードはCEDECに関するメッセージとなっているらしい。

林 克彦(週刊ファミ通編集長代理)
企画書に迫力があり、目が止まりました。読んでしまいました。内容はさておき、駅員をフィーチャーしている点もユニークです。
 

杏野賞
第13位

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「むわり途中下車の旅」

松村 憲男

得票:6.7 web投票:7票

アンブレラのプランナーさん。
応募しようと閲覧サイトを見たら、考えていたアイディアが公開されていたものとカブっていたため、急遽内容を変更するハメになり、言葉遊びからこの企画に至ったとか。エキスを「駅ス」としたところがポイントらしい。

小高和剛(スパイク)
タイトルが良い。そして、「あぁ、なんかわかる」と思ってしまった。ゲーム化するのは難しそうだけど。

杏野はるな(ゲームアイドル)
このゲーム、遊んでみたいです!誰か本当に作ってほしい。

西沢 学(SCE)
あるある!確かに特徴的な匂いの駅あります。

時田貴司(スクウェア・エニックス)
デジタルのゲームにはできないですが…。場所のニオイという着眼点は面白いです。他人の家の匂いって個性的ですよね。

 

審査員特別賞
第14位

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「ブラザー電車 乗客麻雀」

鈴木 輝彦

得票:6.5 web投票:1票

何と会場で配っているアンケート用紙の裏に鉛筆描きで書かれたもの。会場受付で名前のメモ書きが判読できず、チケットNo.からお名前を確認しました。
会場に来られていなかったので、皆が推理したのですが、左下に何やらカービィらしいキャラが描かれています。こんなキャラをプロだったら危ないから描いて来ないだろ、それにしても絵が上手いと話していたのですが、実はプロでもカービィを自由に描ける人の可能性がありました。
後で調べたみたのですが、HAL研で「星のカービィ」を担当したグラフィッカーさんで間違いなさそうです。それなら絵が上手いのも、カービィなのも頷けますね。

鬼頭雅英(バンダイナムコ)
仕事ではターゲットとかニーズとかばかり考えているので、今回は「自分がワクワクしながら夢中になれそうか」と「お題に合っているか。最優秀賞をとった時を想像して納得できるか」で評価してみました。
『ブラザー電車 乗客麻雀』は、アクション麻雀とでもいうべき遊びの組合せが、私は好きになれました。ゲームデザインについて詳細は書かれていないけれども、「軽快な触り心地」「運と知恵を駆使して適度に脳汗をかく気持ちよさ」「成功した時に”俺って賢い”と思える爽快感」などが想像できた気がして、遊んだら夢中になっちゃうだろうなと思いました。
さらに世界観をうまく調整することでお題にも合っています。私はこの作品が最優秀賞になっても納得。ペラコンのイベントをまた来年もやって欲しいと思えます。
以上の理由で私はこの企画が大好きになりましたので、お伝えします。

長岡靖仁(SCE)
馬鹿っぽいけど、意外とゲームになるかもしれないと思いました。
駅で乗せるのがツモにすれば、直前で修学旅行生がいっきに乗ってきて「学生一色!」役漫とか。

 

第15位

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「オリルモレル」

上原倫利

得票:6.3 web投票:2票

現在就活中のプランナーさん。
親友のアイディアをシートにまとめたのだが、こんなプロがガチでやり合うと分かっていれば…オリジナルでなくて反省してます。しかし、人の意見をまとめて企画書に落とし込むのもプランナーの仕事ですよね!と言っておりました。

渡辺泰仁(スクウェア・エニックス)
センスよく仕上げれば下ネタは万人受けする、、、、と信じてます。。。。

長岡靖仁(SCE)
下品ですが、たしかに経験があるとあのスリルは分かります。小よりもむしろお腹を壊した時のほうがきつい…、すぐに降りられるように入り口付近にいると、乗ってきた時のプレッシャーがきついのでポジションニングが重要など、無駄に深い戦略性がありそう。

 

準杏野賞
第16位

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「公衆電話」

加藤 匠

得票:6.2 web投票:4票

神奈川工科大学の学生さん。
テーマに関しては、そこにインスパイアされるだけでも十分というレギュレーションに従い、「ぶらり途中下車の旅」の名セリフ「おやおや○○さん」から企画を膨らまして、ここまで仕上げたらしい。

杏野はるな(ゲームアイドル)
今時、電話ボックスなんか使わないじゃないですか、もうこの写真だけでミステリーって感じでやりたいです!

第17位

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「普通列車、魔王の城行き」

鬼頭 雅英

得票:6 web投票:2票

バンナムのゲームデザイナーさん。
先日行われたバンナムの企画コンテストでは4位だったそうだ。バンナム4位の男が必勝を期して送り込んだ企画がCEDEC17位…。普通なら十分上位なのだが、不名誉な結果ということで、雪辱を果たす機会を是非ということでした。

石畑義文(セガ)
ボードゲームスタイルの駆け引きが楽しめる点が良いです。パスしても、いつか全部回らないといけなくて、倒す敵によって上がるパラメータが違うとより戦略が楽しめそうです。

 

第18位タイ第18席

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「運転手vs黒服」

鯨岡 武生

得票:5.8 web投票:3票

スクエニのプランナーさんらしい。
絵はプロのデザイナーさんが描いたものと聞きました。

安部 聡(ミクシィ)
非同期1人プレイもできますが、合コンなど対面した場面での同期プレイ、SNSと組み合わせた非対面同期プレイ、チームプレイなど遊び方自体の広がりを感じる。
また、バスが走る道をeditできるようにし、そこで競うことを可能にするなどし、editorには投げ銭ができるようにすることで従来と異なる課金商材設計もできそう。

 

第18位タイ第19席

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「対戦★途中下車!!」

甲斐 聖現

得票:5.2 web投票:2票

ヘッドロックのプランナーさんらしい。

林 克彦(週刊ファミ通編集長代理)
「2」の部分にパッと見のインパクトがあります。
実際に成立させるのは非常に大変そうですが……。

 

第18位タイ第20席

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「途中ゲイシャ」

立松 詠士

得票:5 web投票:0票

メトロのプランナーさんらしい。

林 克彦(週刊ファミ通編集長代理)
最後がダジャレもので、思わず選んでしまいましたが、単純な音ゲーアプリとしてはアリかもしれません。

石畑義文(セガ)
これは楽しいゲームになりそうです。
このネタは思いつきませんでした。やられた。

 

第21位タイ第21席

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「恋はネコ戦争」

石畑 義文

得票:4.9 web投票:6票

「ハッター軍曹」として知られる、セガのゲームデザイナーさん。
当コンテストの審査員も務めておられるが、「審査員は応募してはダメなんですか?」と最初からやる気満々で、もちろん最優秀を獲る気だったに違いない。

小野憲史(ゲームジャーナリスト)
タイトルが秀逸で、ぐっと来ました。タイトルは大事です。キャラクターがすべてリアルな猫のアドベンチャーというのも、猫好きにはたまらないかも。

 

第21位タイ第22席

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「あなたのtwitterアカウントが
電車を使って旅をする」

渡辺 繁樹

得票:4.6 web投票:6票

NHT新潟高度情報学校ゲーム開発分野の先生らしい。

twitterをコントローラーに使った非同期型ネットワークゲームという設定のようだが、シートの情報量が多過ぎて本質の部分が捉えられないところに改善の余地がある。

 

第21位タイ第23席

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「とまりません」

北脇 学

得票:4.5 web投票:1票

明治大学に異文化間ソーシャルワークを研究されている同名の先生がいらっしゃいますが、会場受付で名前以外に手がかりはないので、どんな方なのか全くわかりません。

末弘秀孝(アクセスゲームズ)
一発ネタですが、飲み会で使えそうなのでそういう意味では可能性のあるアプリになりそうな印象です。

 

第21位タイ第24席

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「The TERMINUS」

吉川 祐輔

得票:4.3 web投票:1票

明治大学大学院のディジタルコンテンツ系学生さんらしい。

繰り返しプレイによってゲームが展開していく、インタラクティブストーリーだが、シートの見せ方として背景が鬱陶しくなってしまっている部分がマイナス点。テキストアドベンチャーというイメージをしっかり打ち出しすと、内容が伝わりやすい。タイトルも考え過ぎかな。

 

第21位タイ第25席

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「人生の途中下車」

奥野 由紀

得票:4 web投票:0票

手がかりなく、どんな方なのか全くわかりません。

小高和剛(スパイク)
まず書体が物悲しい。普通に考えれば“なし”なテーマなんだけど、だからこそ気になった。背徳感にドキドキしてしまった。

 

第26位

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「タイミング途中下車」

金子 一

得票:3.7 web投票:7票

小学館ミュージック&デジタルエンタテイメントでシステムを扱われている方で、CEDECでの講演も行ってもらったことがあります。
とにかくパスが届いてすぐに応募された様子で、全企画を通じての一番乗りでした。

テーマからワンクリックゲームで行くと決めて考えた時に、誰もが最初に思いつく企画で、即効応募したのは「早い者勝ち」なこの世界では素晴らしい。シートの出来も過不足なく良いバランスなのだが、他シートの高レベルなグラフィックには勝てなかったのが残念。費やした時間の効率はNo.1と評価する。

 

第27位タイ第27席

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「旅依頼」

ハンバレク 真幸

得票:3.5 web投票:1票

東京のゲーム開発会社に勤めるゲームプランナーさんらしい。
学生時代にエレメンツでインターンをしていた経験もあるとか?

富裕層高齢者向けの「サービス企画」という視点が秀逸。ただし、実際に金を持っている年寄は、飛行機はファーストクラス、移動は全て運転手付きの高級車で、徒歩部分は車いすを運転手に押してもらうとかで対応してしまうかも知れないので、ニーズには疑問がある。

第27位タイ第28席

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「せっかくだからオレはココで降りるぜ!」

薬師寺 悟

得票:3.3 web投票:0票

東京工科大学の学生さんらしい。

シートのグラフィックとしては詰まった感はあるもののアリ。企画としては実際にプレイする景色が想像し難く、ARG(代替現実)なら「直感で途中下車」という部分がない方が分かりやすい。そうするとテーマとの関連は希薄になってしまうのだが…。

 

第27位タイ第29席

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「3分間プロポーズ
~恋はいつでも超特急~」

堤 敦

得票:3.2 web投票:0票

パオンの開発者さんらしい。

小高和剛(スパイク)
お題の捉え方がうまい。
目的地に向かっている女性を口説いて途中下車させる…発展させれば、如実に、「相手の人生変えてしまった感じ」を出せそう。
でも、それこそが口説きの原点。自分が口説く事で相手の人生を変えてしまう。なんかそんな事を考えてしまいました。

 

第27位タイ第30席

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「Memory Train」

松浦 章人

得票:3.1 web投票:0票

東京工科大学の学生さんらしい。

末弘秀孝(アクセスゲームズ)
シナリオ次第とは言えますが、自分がシナリオ書きなので膨らませ甲斐がありそうな企画に見えました。

 

第31位タイ第31席

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「原発 宙へ向かって」

白居 邦章

得票:3 web投票:0票

イースマイルのテクニカルデザイナーさんらしい。

下田賢佑(degG)
この企画を見て不快に思った人もいるでしょう。特定企業の社員を貶めたり虐めるような内容にも見えます。
しかし某社社員を親戚に持つ私でも、この企画を応援したいと思います。私自身、リリースを楽しみにしていた開発中のゲームが、震災後に「不謹慎」とお蔵入りになる経験をしました。だからこそ表現の自由を守りたいし、エンターテイメントの力を信じたいです。
車輪をつけて線路を走る原発列車の姿を想像しましょう。もしかしたらゴールに待ち受けるのは最後まで乗車した電力会社社員への拍手喝采ではないでしょうか。また、自分たちの住む地域に原発列車を来させまいと手前の地域で線路を破壊する人達の姿を想像すると、もしかしたら国民全体の責任を考えるきっかけとなり得るのではと思いました。
このように多くの想像を掻き立てる、可能性を感じさせる企画です。この企画を考えた方が、実際にこのような社会派のゲーム作品を世に出す機会に巡り会えることを願います。

 

第31位タイ第32席

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「救う旅」

須貝 涼

得票:2.9 web投票:2票

東京工科大学の学生さんらしい。

リアルタイムなマルチプレイを想定した1ゲーム3分間のインスタンスRPG。という定義のゲームが成立しそうな気は全くしないが、世界観設定を一枚の絵としてまとめている部分がシートとして素晴らしい。RPGと特定せず、文字情報部分をもうちょっと広がりのある表現にしたら、上位が狙えたはず。

 

第31位タイ第33席

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「怪物列車からの途中下車」

松田 裕太

得票:2.8 web投票:2票

携帯電話用のアプリケーション開発者さんらしい。

「途中下車」という漢字をアイテムに見立てるというアイディアのみの提案。わざわざ「アクションです」と書く必要もなかったと思うのだが、それなりの笑いを取ることには成功したようだ。せめてもうちょっと駄洒落要素を入れておけば、もうちょっと刺さったかも知れない。

 

第31位タイ第34席

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「告れ。」

神戸 秋義

得票:2.7 web投票:1票

プロのゲームクリエイターさんらしい。

西沢 学(SCE)
妙に生々しくて好きです。

嵯峨寛子(週刊ファミ通編集部)
恋愛を絡めた作品はほかにもありましたが、コンセプト、システムがはっきりしており、ゲーム画面をイメージしやすかったのでこちらを選びました。
「現実世界でも、告ってみては?」など、細部の言い回しにセンスが感じられました。

 

第31位タイ第35席

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「下車してオトセ」

穴吹 健児

得票:2.6 web投票:0票

ナムコ・テイルズスタジオのプランナーさんらしい。

末弘秀孝(アクセスゲームズ)
何となく気になったのでメモ程度に投票します。

 

第31位タイ第36席

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「雨粒男の一人旅」

渡辺 那

得票:2.5 web投票:0票

東京工科大学メディア学部の学生さん。

世界観設定の提案だけに留まったテーマデザインシート。ただし「雨粒男」という設定とキャラは他に見当たらないようなので、本コンテストのためだけに作られた物としては群を抜いている。

 

第31位タイ第37席

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「栄光切符と、死の三日間」

今田 智子

得票:2.4 web投票:0票

京都大学の学生さん。

嵯峨寛子(週刊ファミ通編集部)
ミステリー仕立ての作品の中で、もっともプレイしたいと思ったのがこちらです。ゲームシステムはまったくわかりませんが、「結末を見たい」と思わせる内容でした。
「何としても生き返る」のではなく、「生き返るのが正解なのかを探る」というストーリーがおもしろいと感じました。

 

第31位タイ第38席

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「ドコマデモツヅクミチ」

重田 徹

得票:2.3 web投票:0票

手がかりなく、どんな方なのか全くわかりません。

目的地を明らかにしてそこに辿り着くという内容だが、主人公を「ロボット」にしている部分だけが作者の提案となる。逆にロボットなら捨てられた時点で戻る意味も意義もなさそうに感じるし、捨てた側としても迷惑な話になってしまうところを、どう理論武装して正当化するかが成立のカギとなりそう。

 

第31位タイ第39席

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「うんこDB」

神谷 祐司

得票:2.2 web投票:0票

ダーツライブのwebプロモーション企画さん。

渡辺泰仁(スクウェア・エニックス)
センスよく仕上げれば下ネタは万人受けする、、、、と信じてます。。。。

 

第31位タイ第40席

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「ライアーゲーム」

下田 翔大

得票:2.1 web投票:0票

スクエニのプランナーさんらしい。

企画自体は実現可能で、文字だけのシートとしても見やすく的確なのだが、「ライアーゲーム」が一般的に周知されている前提なのがイタい。ライアーゲームを紹介しているサイトのURLを下に添えておくとか、ライアーゲームに関してのコラムを入れておけば良かったかも。

 

第41位

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「会議を途中下車」

尾形 薫

得票:2 web投票:3票

大学などでプログラムを教えたりもしているスーパープログラマーさんらしい。

日常よく使われる手法を、シチュエーションをネタとしているシート。特に企画として大きな提案があるわけではないが、あるあるネタとして共感は得られたようだ。

 

第42位タイ第42席

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「たべもの途中下車」

稲見 昌彦

得票:1.9 web投票:3票

メディアデザインを専門とする慶応大学大学院教授さん。CEDEC運営委員でもあり、アカデミック分野のプログラムプロデューサを務めています。

シートとしての出来は良いのだが「キセイ人」はともかく、「ハンバー号」の設定はなくても成立しそうだ。それよりKinectを使うという点をアピールした方が分かりやすかったかも知れない。

 

第42位タイ第43席

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「地下鉄暗闇迷宮」

神谷 聖子

得票:1.8 web投票:1票

セガのサイト内にある2007年の記事に、AM3研に同名の方がいらっしゃる記録がありますが、この方であるかどうかなど全くわかりません。

MOBコントロール系RTSにおけるテーマ提案。内容は決して悪くないのだが、シートのエディトリアルデザインが今1つ。テキストの文字サイズにメリハリを持たせれば、もうちょっとよく見えるはず。

 

第42位タイ第44席

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「CHICKEN OUT」

長尾 龍介&華

得票:1.7 web投票:0票

「100万人の信長の野望」に「長尾華」という武将がいるようですが、手がかりなく、どんな方なのか全くわかりません。

末弘秀孝(アクセスゲームズ)
Androidなどスマートフォンアプリとして手軽に遊べそうです。あと、ニワトリは欧米で人気のある動物なのでその点、チョイスも良いです。

 

第42位タイ第45席

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「優雅に決めろ!途中下車」

石黒 方巳

得票:1.6 web投票:0票

手がかりなく、どんな方なのか全くわかりません。

日常のルールに反したエクストリームなシチュエーション提案。ARG(代替現実)として実現することは不可能だが、テレビのバラエティなどに使えるネタかも知れない。

 

第42位タイ第46席

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「いきなり途中下車」

川上 真司

得票:1.5 web投票:0票

会社の経営者さん、京都大学大学院の方など同名の方がいらっしゃいますが、本人の手がかりはなく、どんな方なのか全くわかりません。

位置情報を利用したソーシャルサービスの提案。途中下車の指示があるという部分の実現性は低いが、そこを除くと現存する類似サービスとの差別化が難しい。スケジューラーと連動で、暇な時に途中下車のキッカケを出すようにすれば、成立するかも知れない。

 

第42位タイ第47席

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「緊迫の途中下車」

青木 將

得票:1.4 web投票:0票

手がかりなく、どんな方なのか全くわかりません。

アクションゲームのテーマ提案。このテーマをアクションで成立させるには、アクションゲーム部分のメカニクス提案がなくては難しい。ただ単に「アクション」と書くだけではなく、メカニクスを紹介するような記述が分かりやすくできないのであれば、ゲームを特定しない方がテーマ提案としては正しい。

 

第42位タイ第48席

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「STOPOVER.」

まつお

得票:1.3 web投票:0票

手がかりなく、どんな方なのか全くわかりません。

シートの出来が使われているグラフィックも含めて素晴らしい。ただし内容がゲームとなっているのに、どの部分をシミュレーションするものなのかがわかりにくい。スケジュールを立てる部分だけでも成立するし、添乗員的に旅先の問題解決などに重点をおいても成立する。その辺りのフワッとした感じが、折角のシートの出来を甘いものにしてしまったのが残念。

 

第42位タイ第49席

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「途中下車 きのうの僕→明日ある君」

青山 和弘

得票:1.2 web投票:0票

日本テレビのニュースキャスターに同名の方がいらっしゃいますが、本人の手がかりがなく全くわかりません。

「途中下車」というテーマから、自殺ねたは上がってくるだろうと予想してはいたが、わざわざ反社会的にしない方向でまとめた企画。それゆえ何を言いたいのかがわからない。「すーさいど」「ホウ法」などの文字を使った遊びもそれを助長しており、かっこよく見せようとしすぎを感じた。分かりやすく短い言葉で一番大切なことを伝えよう。

 

第42位タイ第50席

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「次世代の滝●順平は君だ」

三宅 俊輔

得票:1.1 web投票:0票

CEDEC2011でも講演いただいている、セガのプログラマーさんです。タイトルにある「●」が最初は別の物だったのですが、プロらしく伏字の改稿を再提出されました。

バラエティ番組の企画ならアリ。現状のネットでは声を使った遊びはまだまだ一般には難しく思われる。また「滝●順平」という選択肢もやろうとしていることとマッチしにくい、これが野●雅子さんとか田●真弓さんや緒●恵美さんなら、もっとバトルという雰囲気になりそう。

 

第42位タイ第51席

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「ラクラク快適!列車で行く旅”魔王の城”」

寺山 裕人

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手がかりなく、どんな方なのか全くわかりません。

旅のポスターを模したRPGのテーマ提案だが、内容は第17位になった「普通列車、魔王の城行き」と同じ。順位の差は内容の分かりやすさの差と見える。

 

第52位タイ第52席

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「ぱし彦のぼうけん」

田中 友世

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神奈川工科大学サイトのニュースで紹介されている、「Asia Digital Art Award 2010」入賞者に、情報メディア学科の学生さんで同名の方がいらっしゃいます。

「ぱし彦」とCEDEC会場の「パシフィコ」を掛けたテーマ提案。わざと説明を省いて謎を残したキーワードで期待感を煽ろうというシートだが、あまりに何だかわからないところが残念だった。ちょっと妄想を盛り込み過ぎだったかな。

 

第52位タイ第53席

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「山の手ゲシャーン」

高橋 英士

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CEDEC2011でも講演いただいている、ジーモードのネットワークエンジニアさんです。

モーションセンサーを利用し、静止を目的としたアクションゲームのテーマ提案。テーマとゲーム性とのマッチングが良いのだが、シートの出来が極めて悪い。文字情報を絞って、ゲーム内容が一目で分かるイラストを1枚付けるだけで、十分に内容は伝わるのではないか。

 

第52位タイ第54席

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「みぃ散歩」

田端 秀輝

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フリーのプログラマーさんらしい。

ARG(拡張現実)のテーマ提案。ネコにフォーカスした第21位「恋はネコ戦争」とのカブりと、シートの分かりにくさで埋もれてしまっている。シート右上の妄想部分の割愛と、余計なテキストを省いて構成を大胆にすれば、もう少し評価されたと思われる。

 

第52位タイ第55席

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「ぶっ飛び☆ハイウェイ」

ムガール 博人

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ダーツライブのゲームデザイナー・サウンドクリエイターさん。

タッチパネル操作アクションゲームのテーマ提案。何をすればいいのか分からないイラストと、ピントのはっきりしないテキストで構成されたシートが見づらく、実は反社会的テーマだったということすら気づかない人が多いと思われる。無理にゲームという部分を強調せずに、「タクシーから飛び降りてどれだけ派手なアクションができるかを競う」だけで十分。

 

第52位タイ第56席

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「人生の途中下車
ニートが生き残るためのSNS」

津坂 真有

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「電脳荒野のカウガール」を称するネットワーク技術者さんらしい。

SNSのテーマ提案。エディトリアルワークのテクニックは十分にありそうだが、アスキーアートの多用、テキストが小さく何が言いたいのかが分からないなど、一部の閉鎖的ネット社会の文法を持ち込んだシートに共感が得られなかったようだ。ニートが問題を解決した事例などを紹介した方が分かりやすいのだが…。

 

第52位タイ第57席

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「途中下車の旅人」

山越 萩乃

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中部大学サイトの対外的表彰を受けた学生の紹介で、IEEE学生奨励賞を受賞された院生さんに同名の方がいらっしゃいますが、本人の手がかりがなく全くわかりません。

「途中下車」の一文字ずつの頭文字が「TCG」(トレーディングカードゲーム)になっているというネタをシートにしたもの。「ルールは簡単」とあるが、カードの起動に属性を持ったパワーソースが必要であるというタイプのカードゲームを知っている前提で、一般的には理解が難しい。このようなコンテストの場合は、自分が好きだったり得意だったりすることの拘らず、予め明らかになっている審査員を想定したアイディアを出すというテクニックもある。

 

初期手本

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「湯けむり途中下車」

 

特設サイトの募集要項に提示したもの

「途中下車」というテーマからストレートに連想される、「旅」「マルチシナリオ」などから、旅のキーワードとして一般的な「温泉」のテイストを入れて作られたテーマ提案。「ポロリもあるよ♡」は見た目の遊び。
シートとしての量的な見え方、テキストのバランスの取り方の基準として、またコンテストの企画全体のハードルを上げる意図もあった。

中間手本

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「CEDECが彼女あげます」

 

二日目の午前中に会場掲示板に掲示したもの

一日目の夜のネット応募で作品が20点近くになったものの、
・グラフィカルなシートに偏っている
・「途中下車」をタイトルに使っている
・テーマの捉え方が直接的
という作品が多かったため、異なる方向性を示すために作ったイベント提案。
煽りのあるタイトル、ピントをハッキリさせた短いテキスト、興味を持ってくれた人にだけ詳細を見てもらえば「途中下車」の意味が分かる注意書きなど。テキストだけでも十分に引きのあるシートになるということを知らせる意図があった。

 

 

たくさんの応募

ありがとうございました

 

審査員の皆さんから

 

石畑義文(セガ)
最初は同じようなネタでちょっと苦しい題材かと考えましたが、時間ぎりぎりで面白い作品が上がってくるのは狙っていたのでしょうか。
期間中、楽しめました。ありがとうございます。お題をもう少し早く公開してくれれば、もっと盛り上がると考えました。

磯部孝幸(サイバーコネクトツー)
ぺラ企画コンセプト、盛り上がっていますね!
全ての企画を見させて頂きましたが、思いもよらない発想の企画も多々あり、個人的にかなり刺激になりました。

鈴井匡伸(インディーズゼロ)
短い時間で良いアイディアを出していると思います。直感的に、わかりやすい、遊んでみたいと思うものを選びました。ただし、1回しか遊ばなさそうなものは選びませんでした。

木村将人(コントロールプラス)
企画内容というよりは、ペラ一枚で表現する上での、「内容のわかりやすさ」「初見でのキャッチーさ」という点での評価になります。テーマに沿ったアイデア、と言う意味ではもっと頑張って欲しいというのが正直な感想です。。

林 克彦(週刊ファミ通編集長代理)
パッと見のインパクト重視のものから、ペラ1ながら「これは楽しそう」と感じられるものまで、想像以上に多様な企画があり、楽しく参加させていただきました。

板垣貴幸(CEDEC運営委員)
・ まずは、さらっと読んだときに、自分のみぞおちの下がクスッとくるかで判断しました
・ 続いて、今回のキーワード<途中下車>が、「フックやボタン」になっているかで判断しました
・ 「これは<途中下車>ではないなあ」と思ったら外しています(意味的に、もしくはノリ的に無理な気がするもの)
・ ペラ1ということで、わかりやすくてクスッとくるかが、私的には鍵でしたので、1度読んで理解できないものは、一旦はずして入れなおした作品があります(例:「栄光切符と、死の三日間」)
・ 印象に残った作品は、綺麗にまとめられた作品に寄ってしまいましたが、「私降ります」「STOP!途中下車」「ワレ途中デ下車ニ成功セリ」の3作品をあげさせて頂きます
(以下、応募者の方へのアドバイス的に)
* 絵については気にしていませんが、文字が小さすぎるのは少々読む上で不利になったかもしれません
* 1枚の中で、「筋の通ったひとつの結論(ルート)」が明確にされている作品を、多く選んだと思います