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東京ゲームショウ2006の会期初日、9月22日(金)ビジネスデイに実施する「TGSフォーラム2006」では、CESAが主催する日本最大のゲーム開発者向けセミナーCEDECと連動した「開発者セッション“CEDEC プレミアム”」を開催します。
同セッションでは、国際ゲーム開発者NPOであるIGDAの協力のもと、「米Epic Games社『Unreal Engine 3』の正体を明確化する〜次世代ハード用ミドルウエアの日本企業での可能性〜」をテーマに、米Epic Games社から2名を講師に迎え、同社の「Unreal Engine 3」の利用実態やミドルウエアビジネスの最新動向、さらに米国におけるFPSのマーケット状況に迫ります。
CEDEC受講者の方は、特別料金5,000円(通常:前売り8,000円)で受講可能です。この機会をお聞き逃しなく!! |
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開催日 |
2006年9月22日(金) 時間:15:15〜17:15 |
会場 |
千葉・幕張メッセ国際会議場 コンベンションホール |
受講料 |
CEDEC受講者特別料金5,000円
(通常:前売り8,000円・当日10,000円)
※CEDECと同時にお申し込みいただくと特別料金5,000円で受講いただけます。 |
申込特典 |
お申し込みいただいた方には、東京ゲームショウ・ビジネスデイ(9月22日)に展示会場へ入場できる「ビジネス招待券」をご提供 |
※特別受講枠に限りがございますのでお早めにお申し込みください。
※一般申込は7月19日よりhttp://tgs.cesa.or.jp/で受付開始予定。
◎お申込みはCEDEC 2006の受講申込みと同時に、お申込みいただく方式になっております。
◎受講料はCEDEC 2006の受講料金と一括してお支払いただきます。
◎チケットはCEDEC 2006の受講証とは別発送となります。
お申し込みはコチラから
【開発者セッション”CEDEC プレミアム”】 協力:IGDA
テーマ |
米Epic Games社「Unreal Engine 3」の正体を明確化する 〜次世代ハード用ミドルウエアの日本企業での可能性〜 |
内容 |
高機能・高精細化するゲーム開発において、そのコスト・期間が増大する中、多くのミリオンタイトルで採用された実績を持つ「Unreal Engine」への注目が高まっている。しかし、日本への本格上陸は次世代ハードからになる。ミドルウエアを採用し成功するには、的確にその設計思想を理解し、コンテクストを把握することが求められる。今回は米Epic Games社のキーパーソンを通じて、技術・ビジネス両面の可能性を明らかにする。また、パネルでは日本型の開発に、実際になじむものなのか、成功のためのポイントは何になるのかを議論していく。
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15:15〜15:25 |
イントロダクション
IGDA日本 代表 新 清士氏 |
15:25〜16:05 |
【講演】
次世代ゲーム開発のリスクに取り組む
Epic Games, Inc. Vice President, Business Development Jay Wilbur 氏 |
16:05〜16:45 |
【講演】
次世代ゲーム開発のテクノロジートレンド
Epic Games, Inc. President Michael Capps 博士 |
16:45〜17:15 |
Q&A、パネルディスカッション
※同時通訳有り |
※講演内容、講演者などは、都合により予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
「次世代ゲーム開発のリスクに取り組む」
Epic Games, Inc. Vice President, Business Development
Jay Wilbur 氏
【講演概要】
ゲーム産業が次世代市場に向けて成熟しつつ進行する中、ゲーム開発にかかわるリスクも倍増している。現在、開発費は膨らむ一方、ソフトウエアの価格は下がる傾向にある。多くの次世代ゲームが近年中に市場に出回るが、その中の数パーセントが収支が均衡の状況で、さらに少ない比率のタイトルしか商業的成功とみなされる販売本数を実現できないだろう。次世代のゲーム開発に移行する中で、リスクのレベルはかなり増加し、成功と失敗の差は紙一重となっていく。今後は、主要なリスク要因を見いだし、それにしっかりと取り組むことが重要になる。この講演では、米国で独立系ゲーム開発会社として成功している米Epic Games社独自の視点から、次世代開発にかかわる主要なリスク要因を分析し、それらに適切に取り組む方法論のいくつかを紹介する。
【講師プロフィール】
Jay Wilbur氏は、『Unreal』『Unreal Tournament』『Gears of War』など、トリプルAの最高評価タイトルのゲームや、ゲーム開発現場で広く採用される「Unreal Engine」といったミドルウエアソリューションで知られる独立系ゲーム企業である米Epic Games社のビジネスディベロップメント担当副社長。ゲーム業界19年のベテランである。Epic Gamesに入社以前はid SoftwareのCEO、別名“ビズ・ガイ”として経営面での成功を収めてきた。現在は米Epic Games社の「Unreal Engine 3」をゲーム産業のみならず、軍事・産業用シミュレーションやテレビ・劇場用アニメーションなどの新しい市場に導入していくことに力を注いでいる。
「次世代ゲーム開発のテクノロジートレンド」
Epic Games, Inc. President
Michael Capps 博士
【講演概要】
次世代PCやコンシューマ機向けゲーム開発への投資額が高まっている中、小規模ゲームディベロッパーや独立系ゲームディベロッパーが生き残り、かつ成功するための唯一の方法は「トップクオリティのツール」の採用である。米Epic Games社は次世代プラットフォームに携わるコンテンツ開発者ならびにプログラマーの効率を向上させるツールを含むクロスプラットフォームのゲーム開発用ミドルウエア「Unreal Engine 3」を開発してきた。
今回は、25人の開発チームが、100人の開発チームと互角に競争することを可能にした米Epic Games社で使用するツールと、その開発の実際について語る。また、コンテンツクリエーションのパイプラインのデモンストレーションを行うほか、ゲーム産業のテクノロジーのトレンドについても解説する。近々、発売される予定の次世代ゲームの「Unreal Tournament 2007」と「Gears of War」のデモンストレーションも予定している。
【講師プロフィール】
Michael Capps氏は、メガヒットシリーズ『Unreal』の開発企業であり、「Unreal Engine 3」のゲームテクノロジーの開発企業でもある米Epic Games社の社長。『Unreal Championship 2』や米国陸軍の『America's Army』のリード・デザイナーを務めてきた。現在のプロジェクトは、周囲の期待が高まっているXbox360向け『Gears of War』である。ゲーム業界に入る以前は、海軍大学院にて教鞭を執っていた。専門は防衛とエンターテインメントの共同作業化やバーチャルリアリティ、コンピュータグラフィックス。ノース・カロライナ大学を卒業後、ノース・カロライナ大学とMITでコンピュータ・サイエンスと電子工学で修士号を取得、海軍大学院よりコンピュータ・サイエンスの博士号を取得。
IGDA(International Game Developers Association)
IGDA(International Game Developers Association、国際ゲーム開発者協会)は、ゲーム開発者を対象とした国際NPOです。ゲームとゲーム産業を発展させることと、ゲーム開発者のコミュニティを作り、お互いに刺激し合うことで技術的なスキルを上げられる場を作ることを目的としています。現在、全世界80カ所の地域・都市に支部を持ち、約1万名のメンバーが活動するまでに発展してきています。
会期 |
9月22日(金)ビジネスデイ 9月23日(土)・24日(日)一般公開 |
開場 |
10:00〜17:00 |
会場 |
幕張メッセ |
入場料 |
当日売・1,200円 前売・1,000円(小学生以下は無料) |
主催 |
社団法人コンピュータエンターテインメント協会 |
共催 |
日経BP社 |
後援 |
経済産業省 |
特別協賛 |
株式会社NTTドコモ |
※9月22日(金)は、ビジネス招待券をお持ちの方、報道関係者に入場を限定したビジネスデイになります。