■対象受講者
ディレクター、 デザイナー(アニメーター) 基本的にはキャラクターアニメーションに興味のある人な らば どなたでも。
■必要なスキル
特になし
■キーポイント
CG映像におけるキャラクターアニメーションや演出などに役立つ ポイン トを、フィジカルシアターのメソッドに乗っ取って紹介します。ア ニメー ター、ディレクターが実際に体を動かすことでキャラクターの動き
を模索 してゆくプロセスは、ゲーム「スペースチャンネル5」シリーズ (UG A、セガ)などの開発にも活かされてきました。中でもパントマイ ムに関 しては、そのメカニズムを理解することで重力や力の動きを簡単に
作り出 すことができます。その他、舞台や映画作りのリハーサルなどで使 われる エクササイズや、歩き方からキャラクターのバリエーションを作っ てゆく ノウハウを、実演を交えながら論理的に説明します。
■執筆
“SOFTIMAGE|XSI V.2.0パワー・クリエイターズ・ガイド” (アスペクト)にアニメーション作りに関するコラムを提供。
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■プロフィール
現役パントマイマーであり、ゲームプロダクション"(株)ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ(UGA)"のアニメーションスーパーバイザー。
'88年にイギリスに渡り、美術大学を卒業後デズモンド・ジョーンズの元でパントマイムの道に入る。93年から帰国する98年までの間、主にソロとして英国、ヨーロッパなどでパフォーマンス活動を行っていた。
デジタルテクノロジーを駆使した演出作品をシアター、ギャラリー、ナイトクラブで発表、さらにプロモーションビデオへの出演やファッションショーの演出など、分野を問わない活動で注目を集める。96年の英国博物館ガラナイトではアジア人パフォーマーの代表として故マーガレット王女に呼ばれてマイムのデモンストレーションを行った経験をもち、97年に発表した作品"The
Loop"では、英国のメデイア、新聞等で「世界一過激なマイムアーティスト」と評された。
帰国後、CGクリエイター向けのモーションワークショップを依頼されたことをきっかけに、現在はモーション・キャプチャー・アクターとして、また自らパソコンに向かい手付けアニメーターとして"スペースチャンネル5"シリーズや"Rez"などのゲーム製作に関わっている。
舞台演技やパントマイムをCGに活かすノウハウを活かし、2002年6月よりデジタルハリウッド渋谷校にて開催中の"アニメーションスペシャリストコース"を受け持つ。
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